「自衛隊を辞めたい。でも、次の仕事が決まるまで何か月かかるんだろう」
辞めると決める前に、ここが見えないと一歩が出ません。
収入が止まる期間は、短いほうがいい。誰でもそう思います。
この記事は、辞めるか迷っている20代の自衛官に向けて書きます。
「辞めてから次の仕事まで、実際どれくらいかかるのか」を、フェーズ別に分けて整理します。
やまと元陸上自衛官のやまとです。陸自では車両整備の職種で勤務し、3等陸曹への昇任辞令が出る直前に退職を申し出ました。在職中にサイバー大学でITを学び、未経験でIT業界へ移りました。この記事は、自分が実際にかかった期間をもとに書いています。
自衛隊を辞めて次の仕事に就くまでは、目安3〜6か月です。ただし、これは「活動の長さ」より「いつ動き出したか」で大きく変わります。
- 情報収集・エージェント登録:在職中なら期間ゼロにできる
- 応募〜内定:おおむね1〜2か月
- 退職を申し出てから実際に辞めるまで:数か月かかる(自分は約4か月)
- 在職中に動き出せば、収入の空白を作らずに移れる
結論:次の仕事まで、目安は3〜6か月(フェーズ別の内訳)
まず、ざっくりした全体像です。
自衛隊から民間への転職は、大きく3つのフェーズに分かれます。
下の表は、フェーズごとの期間の目安です。
| フェーズ | やること | 期間の目安 |
|---|---|---|
| ①準備 | 情報収集・エージェント登録・市場価値の確認 | 在職中に済ませれば0か月 |
| ②活動 | 応募・書類・面接・内定 | 1〜2か月 |
| ③退職 | 申し出〜引き継ぎ〜実際の退職 | 数か月(自分は約4か月) |
ポイントは①の準備です。
ここを在職中に終わらせるか、辞めてから始めるか。同じ転職でも、ここで総期間が大きく変わります。



退職って、申し出たらすぐ辞められるものじゃないんですか?



すぐには無理です。自分の場合、申し出てから実際に辞めるまで約4か月かかりました。
なぜ人によって期間がこんなに違うのか
ネットを見ると「1か月で決まった」「半年かかった」とバラバラです。
差が出る理由は、主に2つあります。
理由①:在職中に動くか、辞めてから動くか
いちばん効くのが、これです。
辞めてから活動を始めると、無職の期間がそのまま総期間に足されます。
情報収集も、エージェント登録も、辞めた後にゼロからのスタートになる。
在職中に準備を終えていれば、申し出てすぐ動けます。収入の空白を作らずに、次へつなげられます。
理由②:援護を使うか、自分で動くか
自衛隊には「就職援護」という仕組みがあります。
組織のサポートで進めるので安心感はありますが、求人の枠や進み方は人によります。
自分は職種をIT職に絞りたかったので、民間のエージェントで自力で動きました。
どちらが速い・正解という話ではありません。絞りたい職種があるかどうかで選ぶと、ミスマッチが減ります。
援護と自力転職の違いは、自衛官が援護を使わず未経験IT転職する方法 に詳しく書いています。
元自衛官のリアルな転職スケジュール(自分の場合)
抽象論だけだと分かりにくいので、自分の実例を時系列で出します。
辞意を固めてから入社まで、こう動きました。
在職のままサイバー大学でITを学び、転職エージェントにも登録。自分の市場価値を先に確認していました。
昇任辞令の直前に申し出ました。班長から中隊長まで、6人との引き留め面談がありました。
大学の期末試験とSESの最終面接が同じ週に重なりましたが、事前の段取りで回せました。
引き継ぎや手続きがあり、申し出てすぐは辞められませんでした。
年収は約380万円から約280万円へ。100万円ほど下がるのを覚悟しての入社でした。
ここで見てほしいのは、期間の出どころです。
「申し出から内定まで1か月半」が速いのは、その前の1年以上の準備があったからです。
申し出てから慌てて動いていたら、内定まではもっとかかっていたはずです。
退職の手続き自体は約4か月。これは自分の意思では縮められない部分でした。
期間を縮める鍵は「在職中に動き出す」こと
結局、総期間を決めるのは活動の長さではありません。
いつ動き出したかです。
退職の手続きにかかる数か月は、誰でもほぼ同じです。
差がつくのは、その前。準備を在職中に終えるか、辞めてから始めるかです。
在職中にやれることは、たとえばこの3つです。
- 転職エージェントに登録して、求人の相場を見ておく
- 武器になるスキルを1つ、少しずつ積んでおく
- 退職の流れと、自分の場合のタイミングを調べておく
どれも、辞めると決める前にできます。
「まだ迷っている」段階でも、登録だけ・相場を見るだけなら動けます。
在職中の準備をもっと具体的に知りたい人は、退職を申し出る前にやるべき準備5つ を読んでください。
空白期間とお金(期間×生活費で考える)
期間の話は、お金の話とセットです。
無職の期間が長いほど、必要な生活防衛資金は増えます。



退職金もあるし、貯金はそんなにいらないですよね?



油断は禁物です。次の給料日まで間が空くと、その分の生活費が必要になります。
目安として、生活費の数か月分は在職中に貯めておくと安心です。
お金の余白があると、「焦って決める」リスクが減ります。
転職で最初の年収がどう動くかは、自衛隊からIT未経験転職、年収100万ダウンの現実 に実額で書いています。
在職中の学び直しには、条件を満たせば国の教育訓練給付金が使えることもあります(※最新の対象講座・条件は 厚生労働省の公式ページ で必ず確認してください)。
まとめ:期間より「いつ動き出すか」で決まる
自衛隊を辞めて次の仕事まで、目安は3〜6か月。
でも、その長さを決めるのは活動の中身ではありません。
- 次の仕事まで目安3〜6か月。退職手続きの数か月は縮めにくい
- 総期間を決めるのは「いつ動き出したか」。在職中の準備が効く
- 期間×生活費で、必要な貯金を先に見積もっておく
辞めると決める前から、次の準備は始められます。
まずは「求人の相場を見る」か「退職の流れを調べる」か、どちらか1つからで大丈夫です。
よくある質問(FAQ)
- 自衛隊を辞めて次の仕事まで、平均で何か月かかりますか?
-
目安は3〜6か月です。応募から内定までが1〜2か月、退職の手続きに数か月かかります。準備を在職中に終えているかどうかで、総期間は大きく変わります。
- 退職を申し出てから、実際に辞めるまでどれくらいかかりますか?
-
すぐには辞められないことが多いです。筆者は申し出から退職まで約4か月かかりました。引き継ぎや手続きがあるため、ここは自分の意思では縮めにくい部分です。
- 在職中に転職活動を始めても大丈夫ですか?
-
大丈夫です。エージェント登録や相場の確認は、辞める・辞めないの判断材料になります。在職中に準備を終えると、申し出てから一気に動けて空白期間を短くできます。
- 就職援護と自力転職では、期間は変わりますか?
-
人によります。援護は組織のサポートがある分、安心して進められます。職種を自分で絞りたい場合は、民間のエージェントで自力で動くほうが早いこともあります。
- 無職の期間を作らずに転職することはできますか?
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在職中に内定まで進めておけば可能です。筆者も在職中に活動し、退職の翌月に入社しました。収入の空白を避けたいなら、在職中スタートが現実的です。




















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