MENU

パープル企業の年収は低い?業種別の月額と入る前に確かめる3つ

パープル企業の年収、伸び方で確かめる
目次

はじめに

こんにちは、やまとです🏂
パープル企業に入りたいけれど、年収が気になる人へ。
それは「パープル企業だから低い」のではなく、
「年収の伸び方が見えていない」だけかもしれません。
読むと、入る前に伸び方を確かめる順番が分かります。
国の統計の数字で、落ち着いて見ていきましょう。

今の会社を出ると決めている20代の方は、
移る先を転職エージェントと一緒に探す方法もあります。
UZUZ第二新卒は、公式サイトで
20代の第二新卒・既卒・フリーター向けとしています。
条件は変わることがあります。
登録の前に、公式サイトの案内で確かめてください。

\ 29歳まで・登録は無料 /

まだ移るか決めていない方は、このまま読み進めてください。

「年収」で調べて来る人がいました

私は陸上自衛隊で車両整備をしたあと、
未経験でSESの会社へ転職しました。
いまは、このしごとえらびで仕事の選び方を書いています。

その中に、パープル企業の一覧の記事があります。
検索から来てくれる人が、いちばん多い記事です。

あるとき、検索で使われた言葉を見ていました。
すると、「パープル企業 年収」がありました。
「入りたい」「40代」と一緒に調べる人もいます。

居心地のいい会社で働きたい。
でも、年収はどうなるのか。
そこで迷っている人がいるのだと思います。

でも、一覧の記事には、
業種や年齢ごとの年収の数字を載せていませんでした。

そこで、検索の上位に出る記事の要旨も読んでみました。
多く見えたのは「給料が上がりにくい」という説明です。

私が検索結果で見た範囲では、
国の統計の数字で確かめた記事は見当たりませんでした。

なので、自分で統計を調べることにしました。

一覧の業種を、国の賃金の統計に当てはめました

7つの産業の20〜24歳と40〜44歳の月額を並べた棒グラフ

使ったのは、厚生労働省の賃金構造基本統計調査です。
令和7年の結果が、令和8年3月24日に公表されています。

調べ始めて、すぐにつまずきました。
統計には「パープル企業」という区分がありません。

パープル企業は、決まった定義のない呼び方です。
国が会社をパープルかどうかで分けて数えることはありません。
意味と特徴は、次の記事でくわしく書いています。

「これでは、パープル企業の年収は出せない…」

そこで、考え方を変えました。
一覧の記事では、パープル化しやすい業種を10個挙げています。
その業種を、統計の産業に当てはめてみたのです。

先に、この統計の「賃金」が何かをお伝えします。
6月分の所定内給与額の平均です。
残業代と賞与は入っていません。
税金や社会保険料を引く前の額です。

常用労働者が10人以上の民間の事業所を
集計しています。
なので、公務員はこの統計に入っていません。

当てはめた結果が、次の表です。
表の数字の単位は万円です。
千円の値を万円にして、小数第2位を四捨五入しました。

統計の産業(一覧の業種)20〜24歳40〜44歳
電気・ガス・熱供給・水道業(電力・ガスのインフラ子会社)26.150.0
金融業,保険業(地方銀行・信用金庫、大手生損保の事務)26.749.4
情報通信業(大手SIerの子会社・社内SE、大手通信のバックオフィス)26.245.7
教育,学習支援業(大学・研究機関の事務職員)24.138.1
不動産業,物品賃貸業(マンション管理会社、ディベロッパーの管理子会社)26.239.9
製造業(大手メーカーの間接部門、印刷会社)22.735.2
運輸業,郵便業(鉄道会社のバックオフィス)24.134.5
(参考)16の産業の全体24.336.4

出典は、厚生労働省の
「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」です。
産業ごとの値は男女計で、一般労働者の値です。
地方公務員は、この統計の対象に入っていません。

全年齢の平均でも比べてみました。
全体の平均は34.1万円です。
7つの産業のうち5つは、これより高い月額でした。

高いのは、電気・ガス・熱供給・水道業の44.4万円、
金融業,保険業の43.7万円などです。
低いのは、製造業の33.0万円と、
運輸業,郵便業の31.3万円の2つでした。

ただし、ここで大事な注意があります。
産業の平均には、その産業で働く全部の職種が入っています。
パープルな会社かどうかも、区別していません。

なので、この表はあくまで目安です。
あなたが入る会社の額は、求人票で確かめます。

業種と規模の月額の差は、年齢が上がると開きます

会社の規模ごとに、20〜24歳と40〜44歳の月額の差が開く様子の図

表を見て、私が気づいたことがあります。
20〜24歳の月額は、どの産業もあまり変わらないんです。

いちばん低い製造業が22.7万円です。
いちばん高い金融業,保険業でも26.7万円でした。
差は、約4万円しかありません。

それが、40〜44歳になると変わります。

いちばん低い運輸業,郵便業が34.5万円です。
いちばん高い電気・ガス・熱供給・水道業は、
50.0万円になります。
差は、約16万円に開きます。

会社の規模で見ても、同じ形でした。
同じ統計は、1,000人以上を大企業、
100〜999人を中企業、
10〜99人を小企業と分けています。

20〜24歳では、大企業が25.8万円でした。
小企業は22.6万円で、大企業の87.6%です。

40〜44歳になると、大企業は42.2万円です。
小企業は31.9万円で、大企業の75.6%まで下がります。

この統計は、同じ年の20〜24歳と40〜44歳の
平均を並べたものです。
同じ人の給与を20年追った数字ではありません。

なので、その会社で実際にどう上がるかは、
求人票と面接で確かめます。

つまり、統計で見える差は、年齢で違います。
20〜24歳の月額は、
業種や規模が違っても近い所にあります。

40〜44歳になると、
業種や規模で大きく開きます。

月額の差は、20代前半より40代前半で開いています。

パープル企業は、給与の上がり方が緩やかな会社といわれます。
でも、どれくらい緩やかかは、会社ごとに違います。

だから、パープル企業かどうかより先に、
その会社で年収がどう伸びるかを確かめてほしいのです。

入る前に、年収の伸び方を順に確かめます

ここからは、応募する前に確かめる順番の提案です。
私がこの順で転職した、という記録ではありません。
確かめる順に、3つと、最後に合うかの決め方を紹介します。

業種と規模を決めて、統計の月額を当てはめる

まず、入りたい会社の業種と規模を決めます。
候補の業種は、一覧の記事の10業種と表で探せます。

決まったら、上の表で産業の月額を見ます。
見るのは、20〜24歳と40〜44歳の2つの年齢です。

この2つの差が、その産業で年齢によって
月額がどれくらい違うかの目安です。
同じ人を追った数字ではなく、
一人ひとりの昇給の額も示していません。

たとえば教育,学習支援業は、
20〜24歳が24.1万円、40〜44歳が38.1万円です。

電気・ガス・熱供給・水道業は、
20〜24歳が26.1万円、40〜44歳が50.0万円です。

ただし、統計の月額には残業代と賞与が入っていません。
なので、年収を考えるときは、次の求人票で足していきます。

求人票で、月額の内訳と昇給・賞与の実績を見る

次に、求人票を見ます。
ここで見るのは、月額の内訳と、昇給と賞与です。

まず、月額は手取りではありません。
厚生労働省のハローワークのリーフレットでも、
所得税や社会保険料が引かれると説明しています。

次に、固定残業代があるかを見ます。
決まった時間の残業代を、月額に含めて払う仕組みです。
ありの場合は、求人票の特記事項に詳しく書かれています。

残業が少ない会社なら、残業代で年収は増えません。
なので、月額と賞与で年収を考えておきます。

そして、昇給と賞与の前年度の実績を見ます。
同じリーフレットでは、
賞与は制度の有無と前年度の実績、
昇給は制度と前年度1年間の実績が書かれるとしています。

ただし、このリーフレットは高校卒業の求人票の見方です。
中途の求人で欄が空いていたら、面接で聞いて確かめます。
業績で変わることがある点も、覚えておいてください。

年収のおおよそは、月額と賞与で考えられます。
たとえば月額25万円で、賞与が年に2か月分の場合です。
25万円の14か月分で、350万円になります。
この例の数字は、計算の仕方を示すためのものです。

賞与の「か月分」が、何の額の何か月かは会社で違います。
基本給の何か月分か、面接で聞いておくと安心です。

40代で入るなら、同じ年代の中途の人の額を聞く

40代で入る場合は、もう1つ確かめることがあります。
統計の平均には、長く勤めた人が入っていることです。

同じ統計の平均の勤続年数は、全体で12.7年です。
電気・ガス・熱供給・水道業は17.6年でした。
製造業は15.3年、金融業,保険業は14.6年でした。

つまり、40〜44歳の月額の平均は、
長く勤めてきた人も含めた額です。
中途で入る人の額は、この平均ではなく、
求人票で示される額で決まります。

なので、面接では次のように聞いてみてください。

「同じ年代で中途に入った人は、
入社の時とその後で、月額はどれくらいですか」

中途で入った人がどれくらいいて、辞めずに残っているか。
それは、厚生労働省の職場情報のサイトで調べられます。
探し方は、一覧の記事の求人の節にまとめています。

40代の方の相談先は、住んでいる地域のハローワークです。
転職の相談と、求人の紹介を受けられます。

年収の伸び方で、合うかを決める

ここまで確かめたら、最後に合うかを決めます。

伸び方が緩やかでも、年齢で少しずつ上がれば十分だと思う。
仕事の後の時間を、家族や副業、学ぶことに使いたい。
そう考える人には、パープル企業が合うかもしれません。

一方で、30代のうちに年収を大きく上げたい。
仕事に時間を使って、市場での価値を上げ続けたい。
そう考える人には、
伸び方が緩やかな会社は合いにくいんですよね。

向く人と向かない人の見分け方は、一覧の記事にもあります。

20代で、移る先を探すと決めた方は、
求人票で見たい点を伝えて、相談する方法があります。
エージェントの選び方は、次の記事で整理しています。

項目UZUZ第二新卒への相談
対象20代の第二新卒・既卒・フリーター(公式サイトの表記)
合う人年収の伸び方まで確かめて、20代のうちに移る先を探すと決めた人
合わない人30代以上の人、今の会社に残ると決めた人、まだ移るか決めていない人

対象の年齢などの条件は、変わることがあります。
登録の前に、公式サイトの案内で今の条件を確かめてください。

\ 29歳まで・登録は無料 /

30代以上の方は、ハローワークで相談できます。

おわりに

一覧の記事を書いたとき、
私は業種や年齢ごとの年収の数字を
載せていませんでした。
居心地のよさと、成長できるかを中心に書いていたからです。

あなたは、パープル企業に入るか迷っているかもしれません。
でも、迷う理由が年収なら、確かめる方法があります。

統計で、業種と規模ごとの月額の差を見ます。
求人票と面接で、その会社の伸び方を聞きます。

この2つがそろえば、入るかどうかを自分で決められます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次