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IT実務に大学の学びは役立つ?未経験エンジニアがサイバー大学(通信制)で学び続けた話

「未経験からIT転職したら、忙しくて大学どころじゃないのでは」。
「働きながら通信制大学の勉強なんて、本当に続けられるのか」。

IT転職を考えている人、もう転職した人から、よく聞く不安です。

結論から言うと、実務が始まると、大学の学びはむしろ続けやすくなります
ここが、今日いちばん伝えたいところです。

やまと

私は自衛隊で働きながらサイバー大学(IT総合学部)に入学し、大学2年を終えた節目で未経験のSES企業へ。
そのまま在職で学び続けて、卒業は2024年。いまは地方中小の製造業でDX推進をしています。
つまり「働きながら大学を続ける」を、ずっとやってきました。

転職した直後は、正直しんどかったです。
でも、実務と大学を同じ方向に向けたら、学びは止まりませんでした。
その実体験を、正直に書きます。

目次

IT転職後も学び続けられるか不安なら、まず学習形式を資料で見る

「働きながら続けられるか」は、気合の問題に見えて、じつは学習形式で大きく変わります。

完全オンラインで、スキマ時間に少しずつ進められる形式なのか。
決まった時間に通学が必要なのか。ここで続けやすさはまるで違います。

続けられるかどうかは、迷う前に「学習の形」を見てしまうのが早いです。

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結論:実務が始まると、大学の学びはむしろ続けやすくなる

先に結論を書きます。

この記事の結論
  • 転職直後は仕事を覚えるだけで大変。学習時間が一時的に減るのは普通のこと
  • でも実務が始まると「何のために学ぶか」がはっきりして、学びが続きやすくなる
  • 現場で出た言葉を大学で補い、大学の言葉で現場を理解する。この循環ができると技術力が伸びる

私の感覚では、学習効率はむしろ自衛隊時代より上がりました。
順番に書いていきます。

転職直後は仕事を覚えるだけで疲れた(正直な現実)

たっくん

未経験で入って、最初から大学の勉強なんてできるんですか?

やまと

正直、最初の数ヶ月はほとんどできませんでした。
仕事を覚えるだけで、いっぱいいっぱいで。

SES企業に入って最初に入った現場は、電力会社向けのWebポータル開発でした。
Vue.js、Python、Java、AWS。名前は知っていても、実務で動かすのはまったくの別物です。

日中は仕事を覚えるだけで精一杯。
家に帰ると疲れて、大学の講義を開く気力が残らない日も多かった。

転職直後に学習ペースが落ちるのは、ごく普通のことです。

ここで「やっぱり両立は無理だ」と止めてしまう人は多いと思います。
でも、これは一時的なものでした。

それでも大学の学びが仕事に近くなった

たっくん

どのタイミングで、また勉強できるようになったんですか?

やまと

現場の言葉と、大学で習った言葉がつながり始めてからです。
そこから一気にラクになりました。

現場に慣れてくると、ある変化が起きました。
仕事で出てくる用語が、大学で学んだ内容と重なるようになったんです。

現場で出てくる言葉をサイバー大学(通信制)で補えた

現場で分からない言葉が出てくる。その夜に、大学の講義や教材で該当する範囲を見直す。
すると「現場のあれは、これだったのか」とつながる。

ちょうどAIやデータの話題が増えていた時期で、サイバー大学(通信制)のAIテクノロジーコースで学んだPythonやディープラーニングの基礎が効きました。
IT系の通信制大学で学ぶ意味を、実務に入って初めて実感した瞬間です。

サイバー大学のカリキュラムは公式のカリキュラムマップ(PDF)でも確認できます。

大学で学んだIT/AIが現場理解に役立った

逆方向もありました。
大学で学んだ知識があると、現場の設計やレビューの意図を早く飲み込めるようになります。

「なぜこの作りにするのか」が、なんとなくでも分かる。
すると、ただ言われた通りに作る人から、一歩抜けられます。

現場で覚える。大学で補う。また現場で使う。
この往復ができるようになると、学びは止まらなくなります

自衛隊時代より「学ぶ理由」が明確になった

たっくん

自衛隊で働きながら勉強してた頃と、何が違うんですか?

やまと

「何のために学ぶか」の解像度が、まるで違いました。
これが続けやすさに直結します。

自衛隊時代の学習は「将来ITに行くため」という、まだ少し遠い目的でした。
実務に入ると、目的が「目の前の仕事をできるようになるため」に変わります。

学ぶ理由が近くて具体的になると、学習は続きやすい。
これは、実務に入った人だけが手にできる強みだと思います。

逆に言うと、もし今がSESの客先常駐で「勉強する余裕も出ない現場」なら、学べる環境に移ることも選択肢になります。
同じSESでも、配属される現場で学習しやすさはかなり変わります。

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実務と大学はセットで伸びる(どちらか一方では弱い)

ここまでの話をまとめると、実務と大学は「セット」で効きます。
片方だけでは、もったいない。

実務と大学の循環
  • 現場で分からない → 大学で該当範囲を補う
  • 大学で学んだ → 現場で試す・意図を理解する
  • 試して定着 → 次の現場でまた使える

大学だけだと「知識が実務でどう使われるか」が見えにくい。
実務だけだと「なぜそうするのか」の土台が薄い。

両方を同じ方向に向けると、片方だけよりも速く伸びます。

私はこの循環を、SESから製造業のDX担当に移ってからも続けています。
いまは地方中小の製造業で、社内のシステム基盤づくり(MESの自社開発など)を担当していますが、大学で学んだ基礎がそのまま土台になっています。

製造業の現場で未経験から何をやったかは、別記事に詳しくまとめています。

まとめ:実務が大事。学びは実務と組むと続く

この記事のまとめ
  • 転職直後は学習ペースが落ちるが、それは一時的なもの
  • 実務が始まると「学ぶ理由」が具体化し、大学の学びは続けやすくなる
  • 現場↔大学の循環を作ると、どちらか一方だけより速く伸びる

大事なのは実務です。
でも学びは、実務と組ませると止まらなくなります。

そもそもなぜ在職中にサイバー大学で学ぶ価値があるのかは、別記事にまとめています。

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学費の総額と奨学金は こちらの記事 でも解説しています

大学・実務に加えて、副業や資格までどうつながったかは、別記事にまとめています。

働きながら卒業までの全体スケジュールも、別記事で順次まとめていきます。

以上、やまとでした。

よくある質問(FAQ)

IT転職した直後でも、大学の勉強は続けられますか?

最初の数ヶ月は学習ペースが落ちることが多いです。私もそうでした。ただ、仕事に慣れて現場の言葉と大学の学びがつながり始めると、むしろ続けやすくなります。完全オンラインでスキマ時間に進められる形式の大学なら、忙しい時期も止まらずに済みます。

大学で学んだことは、実務で本当に役立ちますか?

役立ちます。ただし「大学の知識がそのまま現場で使える」というより、現場で出た言葉を大学で補い、大学で学んだことで現場の意図を理解する、という往復の形で効いてきます。実務と切り離して学ぶより、同じ方向に向けると伸び方が変わります。

通信制大学とスクール、実務に役立つのはどちらですか?

目的が違います。スクールは特定スキルを短期で身につけるのに向き、通信制大学はIT/AIの基礎を体系的に学んで学位を残せます。私は「基礎を体系で持っておきたい」「学習を続けた証明を残したい」と考えて通信制大学を選びました。実務との循環を長く回すなら、土台になる基礎は効いてきます。

文系・未経験でも、大学の学びは実務につながりますか?

つながります。私自身、もともとは工業高校から自衛隊という、IT未経験のルートでした。文系・未経験でも、現場に入って実務が始まれば「学んだことがどこで使われるか」が見えてきます。むしろ未経験だからこそ、基礎を学んでおくと現場の理解が早くなります。

サイバー大学以外の通信制大学でも、同じ考え方で大丈夫ですか?

基本的な考え方は同じです。実務と学びを同じ方向に向けて往復させる、という点はどの大学でも変わりません。サイバー大学はIT総合学部でITやAIに特化している分、IT実務との接続が分かりやすい、という違いはあります。

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働きながら学ぶなら、まず公的制度をチェック

独学で続かなかった人ほど、最初の3ヶ月だけ通信講座のカリキュラムに乗ってみるのが現実的です。ただし、いきなり民間講座を選ぶ前に、受講費を抑える公的制度に対象講座があるかを先に確認するのが定石です。

受講費を抑える公的制度

同じ講座でも、教育訓練給付金(厚生労働省)の対象になっているかどうかで実費が20〜70%変わります。教育訓練給付金 講座検索で対象講座を先に確認してから、民間講座と比較するのが定石です。

※ 自分の目的(資格/転職/趣味)に合うかは人によります。3〜5校を比較してから判断してください。本ブログは「全員におすすめ」表現を避ける方針です。

この記事を書いた人

やまとのアバター やまと DX推進者

元工場・自衛官の社内SEです。
毎日ひたすら開発とブログ記事を書いてます。

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