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サイバー大学 卒業後の就職はどうなる?就職率93.3%と進路を実体験で解説【2026年版】

「サイバー大学を卒業しても、本当に就職できるのか?」

通信制・完全オンラインという形態への偏見と、ネット上で散見される「就職できない」という声。入学を検討するほど、この不安は大きくなります。ただ、サイバー大学が公表している実データを見ると、2025年3月卒業生の就職率は24歳以下で93.3%、全年代合計でも88.1%。さらにソフトバンクグループ各社への書類選考免除制度まで用意されています。

この記事では、「サイバー大学 卒業後の就職」を真面目に検討している社会人や高校生・第二新卒に向けて、就職率・業種別進路・年収帯・主要就職先を実データで解説します。あわせて、卒業生の一人として「採用側がサイバー大卒をどう見ているか」も、面接で実際に聞かれたことベースで書きます。

やまと

私は工業高校(電子機械科)→大手楽器メーカー→陸上自衛隊→SES企業→地方中小の製造業(アルミダイカスト)でDX推進担当という経路を辿り、自衛隊在職中の2020年にサイバー大学IT総合学部に入学、2024年3月に卒業しました。卒業時にはすでにエンジニアとして働いていたので「卒業後の就職」を体感した一人です。書類で「サイバー大学IT総合学部 卒業」と書いて転職した経験から、就職活動の現場で何が効いて何が効かなかったかを書きます。

このページについて

当ページにはサイバー大学のプロモーション(A8.net 経由のアフィリエイト広告)が含まれます。本記事の就職率・進路・体験談は卒業生として実際に経験した内容と公式公表データを元に正直に記載しています。最新の就職実績・募集要項は公式サイトの一次情報を必ずご確認ください。

この記事の結論
  • 2025年3月卒業生の24歳以下就職率は93.3%、全年代でも88.1%と、対面型大学と遜色ない実績
  • 就職先業種は情報通信業が約40%。トヨタ・楽天・アクセンチュア・CTC・SCSK等の大手・IT企業が並ぶ
  • ソフトバンクグループ各社で書類選考免除の優遇制度あり。他通信制大学にはない決定的な差別化軸
  • 「就職できない」の声の正体は、卒業まで辿り着けない自己管理層の存在+学歴フィルター+知名度不足の3点に集約される
  • 在学中に資格・ポートフォリオ・インターンの3点セットを作れば、IT業界・社内SE・製造業DX担当まで進路が広がる

「卒業後の進路」は、就職率の数字だけ見ても腹落ちしません。業種別の分布、ソフトバンクグループ優遇の実態、採用側が学歴フィルターでどう見ているか、年収はどのレンジに着地するか──ここまで分かって初めて判断材料になります。順番に解きほぐします。


目次

サイバー大学 卒業生の就職率と進路の全体像

まず数字から押さえます。サイバー大学が公式キャリアページで公表している2025年3月卒業生の就職実績は次の通りです。

就職率は24歳以下で93.3%、全年代でも88.1%

区分就職率
24歳以下(新卒・第二新卒層)93.3%
全年代合計(社会人の転職等を含む)88.1%
出典: サイバー大学 公式キャリアページ(2025年3月卒業生実績)

24歳以下の93.3%という数字は、文部科学省の学校基本調査で示される全国大学卒業者の就職率(おおむね90%台)と比較して遜色ない水準です。「通信制だから就職に弱い」という前提は、少なくともサイバー大学に関してはデータで否定できると言って良いです。

むしろ注目すべきは「卒業まで辿り着いた人の進路率」です。サイバー大学は4年での卒業率自体が一般的な対面型より低めで、自己管理ができず途中で止まる層が一定数います。逆に言えば、卒業証書を手にした時点で「自走できるIT人材」であることが企業に証明されるということ。これが93.3%という数字の裏側にある構造です。

業種別分布: 情報通信業 約40% / 製造業 約10% / 卸売・小売 約15%

サイバー大学公式が公開している業種別の就職先分布です。

業種シェア(目安)
情報通信業(IT・通信)約40%
卸売・小売業約15%
製造業約10%
サービス業約10%
金融・保険約5%
公務・その他約20%
出典: サイバー大学 公式キャリアページ(年度により変動あり)

情報通信業が約40%と最大シェアなのは「カリキュラムがITに振り切っている大学」としては自然な結果です。ただ実際に注目すべきは製造業10%・サービス業10%・公務その他20%という「IT以外」の合計が約半分を占める点です。これは「IT専攻だけど一般企業に進んだ卒業生」が一定数いることを意味します。

私自身が今所属しているのも、まさに製造業の社内DX推進担当というポジション。エンジニア専業ではなく「ITスキルを持ち込んで現場を変える」枠です。ここは表に出にくい進路ですが、サイバー大学卒業生にとって2026年現在もっとも需要が伸びている領域と肌で感じています。

主な就職先企業(公式公表ベース)

公式が公開している就職実績データページには、次のような企業が並びます。

主な就職先(業界別・抜粋)
  • IT・SI: 伊藤忠テクノソリューションズ、SCSK、SBテクノロジー、富士ソフト、システナ、Sky、NECネッツエスアイ
  • 通信: ソフトバンク、SB C&S、アルテリア・ネットワークス、NTT東日本
  • Web・メガベンチャー: 楽天、GMOインターネット、ZOZO、DMM、じげん、Sansan
  • 製造・自動車・コンサル: トヨタ自動車、アクセンチュア
  • 人材・サービス: パーソルキャリア、パーソルプロセス&テクノロジー

名前を並べると派手ですが、ここで誤解してはいけないのが「公開リストに載っている企業=誰でも入れる」ではないという点です。掲載企業は「実際に内定者を出した実績がある企業」であって、卒業すれば自動的に応募できるわけでも、内定が約束されているわけでもありません。在学中の準備で結果は大きく変わります。

なぜサイバー大学はIT業界で就職に強いのか

就職率と就職先のラインナップを見ると、サイバー大学は就職先の約4割が情報通信業に集中する、IT・通信業界に強みのある大学です。理由は単純で、カリキュラムと運営母体が、その業界の評価軸とズレずに合っているからです。

カリキュラムが「実務シミュレーション」になっている

サイバー大学IT総合学部の主要科目は、Python・Java・C言語などのプログラミング実習、AI・機械学習・データサイエンス、クラウド・セキュリティ、Webアプリ開発、プロジェクトマネジメントなど。私が在学中に解いていた課題も、ターミナルでコードを書いて提出する形式がほとんどでした。

さらに見落とされがちなのが「学習環境そのものがリモートワークの予行演習になっている」点。完全オンラインで授業視聴、課題提出、教員とのSlack的なやり取り、試験まで完結するため、IT業界が普通に求める「自走力+デジタルリテラシー+締切管理」が、4年間の在学そのもので訓練される構造です。これは対面型大学では再現できない強みです。

ソフトバンクグループの「書類選考免除」制度

サイバー大学最大の差別化要因が、公式キャリアページで公開されているソフトバンクグループ各社への学内推薦・書類選考免除制度です。対象企業は次の2社(学内選考通過が条件)。

  • ソフトバンク株式会社
  • SB C&S株式会社

大手企業の通常採用は書類選考の段階で大半が落とされるのが現実です。それを「学内選考に通れば、いきなり面接からスタートできる」にできるのは、就活戦略上きわめて大きい。「サイバー大学=ソフトバンクグループの大学」という運営母体の強みが、ここで具体的なリターンとして返ってくる仕組みです。

やまと

補足しておくと、ソフトバンクグループ優遇は「学内選考通過」が前提です。誰でも自動で書類免除になるわけではなく、学業成績・出席・志望動機の整合性などで内部選考が走ります。最新の対象条件は資料請求で取れる募集要項を確認してください。

「就職できない」と言われる5つの誤解

就職率が93.3%もあるのに、なぜ「サイバー大学 就職できない」というキーワードが検索され続けるのか。整理すると、根拠のない偏見と、部分的に当たっている指摘が混在しています。5つの誤解を一つずつ解きます。

誤解1: 学歴フィルターで弾かれる

大手・伝統企業の採用初期で、いわゆる学歴フィルターがかかる場面はゼロではありません。ただ、IT・Web系・SI業界では学歴フィルターよりも「実装力+ポートフォリオ+資格」のほうが重く見られるのが2026年時点の実情です。サイバー大学は文部科学省認可の正式な4年制大学で、学位は学士(IT総合学)ですから、「大卒応募資格」自体は通学制と同等にクリアします

誤解2: 通信制だから不利

「通信制」という単語のイメージで判断する採用担当者は確かに存在します。ただ、私がSES企業から地方中小製造業のDX推進担当へ転職した際の面接でも、サイバー大学の学習形態への懸念質問はゼロでした。聞かれたのは「在学中に何の言語で何を作ったか」「卒業研究のテーマ」「資格取得の経緯」の3点。面接では大学のブランドより「何を学んで何ができるか」を見られるのが普通です。

誤解3: 自己管理ができない人が多い

これは部分的に当たっています。完全オンラインで強制力がないため、計画を立てて実行する習慣がない人は、卒業まで辿り着けない可能性が高い。実際、対面型大学に比べて卒業率は低めです。だからこそ「卒業した」という事実そのものが、自己管理能力の証明になるのも事実で、ここを採用担当者がポジティブに評価するケースもありました。

誤解4: 知名度が低い

地方の中小企業や、IT業界以外の伝統的な大企業では「サイバー大学?聞いたことない」と言われる場面はあります。私の場合も、地方中小製造業の人事に説明するときに「ソフトバンクグループが運営するオンライン専門の4年制大学です」と前置きが必要でした。知名度の壁は、面接の最初の30秒で潰せるレベルなので、致命的ではありません。

誤解5: 実践スキルが身につかない

これは在学中の動き方次第です。授業で学ぶPython・AI・クラウドの基礎は十分でも、実装経験を本気で積むには「自分で手を動かす時間」を別途確保する必要があるのは間違いありません。私の場合は自衛隊在籍中の夜と週末を使って、個人開発・Zenn記事執筆・資格学習を並行させていました。授業+自走の両輪がないと、卒業後の即戦力にはなりにくいです。

業種別 就職先と年収帯のリアル

業種別に「卒業後にどんな職種・年収レンジに着地するか」を、卒業生の傾向と私の周辺事例から整理します。あくまで傾向値で、企業規模・地域・経験で大きくぶれます。一次情報は必ず転職エージェントや公式の就職実績で照らし合わせてください。

進路年収帯(傾向)主な仕事内容
SI企業(受託開発)350〜500万円業務系システム開発、上流工程に進む道
Web・自社開発400〜600万円サービス開発、フロント/バックエンド
社内SE・情報システム部400〜600万円業務システム運用、ベンダー管理
製造業のDX推進担当400〜550万円業務改善・MES開発・IoT導入
SES(最初の入口)300〜400万円客先常駐、経験を積んで転職する人多数

私自身はSES(年収約330万円)→製造業DX推進担当(約480万円)と、卒業時期と重なるタイミングで2社目に転職しています。卒業証書を出した直後の2024年1月転職で年収が150万円弱アップしました。これは大学の力というより「在学中に積んだ実装経験+AWS資格+個人開発実績」が評価された結果ですが、「サイバー大学IT総合学部 卒業」の肩書きが書類段階で効いたのも間違いありません。

私のキャリアパス|高卒→自衛隊→サイバー大学→DX推進担当

「サイバー大学を卒業した人の典型的なキャリアパス」というより、「IT業界に縁がなかった人がサイバー大学を踏み台にしてどこまで進めるか」のサンプルとして、私の経路を簡単に置きます。

  1. 2017年: 工業高校(電子機械科)卒業 → 大手楽器メーカーに技能工として入社
  2. 2019年: 楽器メーカーを退職 → 陸上自衛隊に車両整備士として入隊
  3. 2020年: 自衛隊在職中にサイバー大学IT総合学部に入学(21歳)
  4. 2022年: 自衛隊退職 → SES企業に未経験エンジニアとして転職(大学2年終了時)
  5. 2024年1月: SES企業を退職 → 地方中小の製造業(アルミダイカスト)でDX推進担当に転職
  6. 2024年3月: サイバー大学IT総合学部 卒業(25歳)

ポイントは「卒業前にIT業界へ転職している」こと。在学中に資格(AWS Cloud Practitioner / Python基礎)と個人開発実績を作ったことで、サイバー大学IT総合学部 卒業見込み + 実装経験のセットで未経験SES → DX推進担当まで進めました。詳細は別記事に書いています。

卒業後に「転職」を考える場合のステップ

サイバー大学の在学者には「すでに別業界で働いていて、IT業界へ転職するために通っている社会人」が多くいます。新卒就職と転職活動は動き方が違うので、転職パターンの場合は別記事で詳しく書いています。

転職組のポイントを3つだけ先に置いておくと、(1) 在学中に技術ブログ・GitHubで実装力を可視化、(2) AWS・基本情報・PMP等で客観的なスキル証明、(3) 卒業前から転職エージェント面談で求人傾向を把握「卒業してから動く」では遅いので、在学中から並行で動くのがセオリーです。

入学前にチェックすべきこと

「就職」の話だけで判断はできません。実際に4年間学び続けられるかは学費・卒業の難しさ・後悔ポイントを事前に潰しておく必要があります。それぞれ別記事で詳しく書いているので、入学前に必ず通してください。

入学前に押さえる3つの論点
  • 学費: 4年で約294万円。新奨学金・教育訓練給付金で実質負担を半分以下にできる射程
  • 卒業の難しさ: 完全オンラインで自己管理が必須。社会人で4年卒業した私が詰まったポイントは事前共有可能
  • 後悔しないために: 入学前に知っておくと結果が変わる判断軸が複数ある

よくある質問

24歳以下の就職率93.3%は本当ですか?

サイバー大学公式キャリアページが2025年3月卒業生の実績として公表している数字です。最新データは公式サイトの就職実績ページで都度確認できます。年度により数値は変動するので、入学検討時は必ず一次情報をチェックしてください。

学歴フィルターでサイバー大卒は弾かれますか?

業界によります。IT・Web・SI業界ではポートフォリオと資格のほうが重視される傾向で、学歴フィルターでの足切りは少なめです。一方、伝統的な大企業や地方の老舗企業では知名度の壁を感じる場面がありますが、文部科学省認可の正式な4年制大学であることを最初に伝えれば、応募資格自体は問題なく通ります。

ソフトバンクグループの優遇制度は誰でも使えますか?

誰でも自動で書類選考免除になるわけではありません。学内選考が走り、学業成績や志望動機等で内部選考を通過した学生だけが優遇対象になります。最新の対象条件・選考フローは資料請求で取れる募集要項を確認してください。

在学中に何をやっておくと就職に有利ですか?

3点セットが定番です。資格(AWS / 基本情報 / 応用情報 / E資格 / PMP のいずれか)、ポートフォリオ(GitHubに置く実装物 or 個人開発の公開)、業界経験(インターンorアルバイトレベルで構わない)。私の場合はAWS資格+Zenn技術記事+個人開発で乗り切りました。

製造業のDX推進職にも進めますか?

進めます。私自身が地方中小の製造業(アルミダイカスト)でDX推進担当をやっており、IT総合学士の肩書きと実装経験は採用面接で評価されました。製造業は社内に情報システム部門・DX推進担当の枠を新設している企業が増えており、IT人材の絶対数が足りない状態です。「IT専攻だけど現場寄りの仕事をしたい」人には穴場領域だと感じています。

まとめ|サイバー大学卒業後の就職は「在学中の動き方」で決まる

「サイバー大学 卒業後 就職」を結論まで詰めると、就職率93.3%という数字は事実だが、その内側で「在学中に何を積んだか」で進路の幅が大きく分岐するというのが実感です。卒業証書だけで自動で内定が出る世界ではなく、資格・ポートフォリオ・実装経験の3点セットがそろって初めて、IT・Web・SI・製造業DXまで進路が広がります。

判断材料を一段深めるために、まず公式サイトから資料請求して最新の就職実績ページ・募集要項・優遇制度の対象条件を一次情報で取ってください。年度によって就職率や業種別の数字は動きますし、ソフトバンクグループ優遇の条件も更新されます。ネット記事より、自分の手元に届く資料が一番正確です。

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サイバー大学は、「自分で動ける学生」にとって、ITキャリアの入口を最短距離で叩けるカードです。逆に「強制されないと動けない人」には4年間が長すぎるとも感じています。自分がどっち側かを見極めたうえで、最後の判断に進んでください。

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この記事を書いた人

やまとのアバター やまと DX推進者

元工場・自衛官の社内SEです。
毎日ひたすら開発とブログ記事を書いてます。

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