【時給2,000円】未経験から始める既存サイト修正案件｜必要スキル・応募文テンプレート付き

2025年11月30日

この記事では、実際に募集されていた案件をもとに「どんなスキルがあれば応募できるのか」を具体的に解説します。

こんな悩みを抱えていませんか？

「Progateは終わったけど、次に何をすればいいかわからない」
「模写コーディングはできるけど、実案件に応募する勇気がない」
「求人を見ても『経験3年以上』ばかりで、自分には無理だと思ってしまう」

もしあなたがこんな状態なら、この記事はまさにあなたのために書きました。

実は、今回紹介する案件のような「既存サイトの修正」は、コーディング副業の入り口として最適なんです。新規制作と違って、ゼロからデザインを考える必要がなく、「ここを直してください」という明確な指示に従えばOK。

この記事を読み終える頃には、「自分でもこの案件なら応募できそう」という具体的な判断基準が手に入ります。

案件概要

項目	内容
カテゴリ	Web制作・コーディング
報酬	時給2,000円程度（工数により相談可）
納期	約2週間
稼働	短期・柔軟対応
継続性	長期パートナー希望あり

依頼内容の詳細

メインの作業

デザイン崩れの修正（レイアウト、余白、フォントサイズ等）
テキスト・画像・セクションの追加・削除
コードの整理・最適化
画像の差し替え

追加の可能性あり

新規ページ追加（未確定）

使用技術

HTML / CSS / JavaScript / WordPress（いずれかで構成）

この案件の魅力ポイント

時給2,000円は相場並み〜やや高め

クラウドソーシングの初心者向け案件は時給換算1,000円未満も多い
この案件は時給が明記されており、搾取されにくい

「修正」がメインで難易度が低い

新規制作ではないので、ゼロから作る力は不要
クライアントから具体的な指示が来る形式

長期パートナー希望

一度信頼を得られれば、継続的な収入源になる
「この人に頼めば安心」と思ってもらえれば、単価交渉もしやすくなる

この案件で求められるスキルを徹底分析

必須スキル

スキル	求められるレベル	具体的な基準
HTML/CSS	基本的な実装経験あり	模写コーディング3サイト以上できていれば十分
JavaScript	簡単な処理を書ける程度	jQueryでアコーディオンやスライダーが実装できればOK
レスポンシブ対応	経験あり	メディアクエリを使ってPC/スマホの出し分けができる
既存サイト改修	他人のコードを読んで修正できる	これが一番重要。詳細は後述

「他人のコードを読んで修正できる」とは？

これは初心者が最もつまずきやすいポイントです。

具体的に求められる能力

検証ツールで問題箇所を特定できる

Chrome DevToolsで「この余白がおかしい」「この色が違う」を見つけられる

CSSの優先度を理解している

!important、詳細度、読み込み順序の影響を把握
「直したはずなのに反映されない」の原因を特定できる

他人のclass命名規則を読み解ける

BEM、OOCSS、独自命名など、様々なパターンに対応
「この部分を変えたら他も崩れた」を避けられる

WordPressの場合、テーマ構造を理解している

header.php、footer.php、style.cssの関係
子テーマでのカスタマイズ方法

重視されるポイント（案件文から読み取れること）

案件文に「重視するポイント」として以下が明記されていました。

ポイント	なぜ重要か	アピール方法
対応スピード	短納期案件のため	「即日〜翌日に着手可能」と伝える
正確さ	修正ミスは信頼を失う	「確認を怠らない」「テスト環境で検証」
丁寧なコミュニケーション	認識齟齬を防ぐ	「不明点はすぐに確認します」と伝える

歓迎スキル（あると有利）

WordPressの基本操作（管理画面、テーマ編集）
Git/GitHubの基本操作
画像編集（Photoshop、Canva等）

難易度判定

★★☆☆☆（初級〜中級）

判定の根拠

初級寄りの理由

新規制作ではなく「修正」がメイン
指示に従って作業する形式
「長期パートナー希望」= 育成する気がある可能性

中級寄りの理由

他人のコードを読み解く力は必要
レスポンシブ対応の経験は必須
短納期に対応できる実行力

この案件に向いている人

向いている

Progateや独学でHTML/CSSを学び、模写コーディングを3サイト以上やった人
制作会社でアシスタント経験がある人
実務未経験だがポートフォリオを作成済みの人
「言われたことを正確にやる」のが得意な人

向いていない

HTML/CSSをまだ学習中で、1サイトも完成させたことがない人
自分のペースでゆっくり作業したい人
テキストコミュニケーションが苦手な人

学習ロードマップ（レベル別）

あなたはどのレベル？

レベル1: HTML/CSSを勉強中。模写コーディングはまだ1サイトも完成していない
レベル2: 模写は3サイト以上やった。でも実案件は未経験
レベル3: 実務経験あり（アルバイト、インターン、前職など）

レベル1の人：この案件まで約2〜3ヶ月

Week 1-2: Progate HTML/CSS完了
   └ 目標：基本的なタグと書き方を理解

Week 3-6: 模写コーディング3サイト
   └ 1サイト目：シンプルなLP（1ページ）
   └ 2サイト目：複数ページのコーポレートサイト
   └ 3サイト目：レスポンシブ対応のサイト

Week 7-8: JavaScriptの基礎
   └ ドットインストールでDOM操作の基本
   └ jQueryでハンバーガーメニュー実装

Week 9-10: ポートフォリオサイト作成
   └ 模写サイト3つをまとめて掲載
   └ 自己紹介と連絡先を記載

Week 11-12: 応募準備
   └ クラウドソーシングに登録
   └ プロフィールを充実させる
   └ 低単価案件で1件実績を作る（任意）

この期間でやるべきこと

毎日30分〜1時間の学習を継続
模写はただコピーするのではなく「なぜこう書くのか」を考える
検証ツールを使いこなす練習を意識的に行う

レベル2の人：この案件まで約1ヶ月

Week 1: 既存サイトの修正練習
   └ 自分の過去の模写サイトを「クライアント視点」で見直す
   └ 「ここのフォントサイズを変えて」と自分で指示を出し、修正
   └ わざとCSSを壊して、検証ツールで原因を特定する練習

Week 2: WordPressの基礎
   └ Localでローカル環境構築
   └ 既存テーマをカスタマイズしてみる
   └ 子テーマの作り方を学ぶ

Week 3: 応募文の準備
   └ 自己紹介テンプレートを作成
   └ 稼働可能時間を整理
   └ ポートフォリオを見やすく整理

Week 4: 実際に応募
   └ 類似案件を3〜5件に応募
   └ 返信が来たらすぐに対応

重要なマインドセット
「完璧に準備してから応募しよう」と思っていると、いつまでも応募できません。
70%の準備ができたら応募する。残り30%は案件をやりながら学ぶ。

レベル3の人：即応募可能

応募前に確認すること

ポートフォリオが最新か
稼働可能時間が明確か
過去の実績を説明できるか

収入シミュレーション

この案件を獲得した場合の収入を計算してみましょう。

前提条件

時給2,000円
1日2〜3時間稼働
週3〜4日稼働

月収シミュレーション

パターン	計算式	月収
最小稼働	2時間 × 週3日 × 4週 × 2,000円	48,000円
標準稼働	2.5時間 × 週4日 × 4週 × 2,000円	80,000円
最大稼働	3時間 × 週5日 × 4週 × 2,000円	120,000円

副業として月5〜8万円の安定収入が見込めます。

長期パートナーになった場合

案件文に「長期的に継続依頼できるパートナーを探している」とありました。

信頼を得ると何が起こるか

単価交渉がしやすくなる（時給2,000円→2,500円）
他の案件も紹介してもらえる
「急ぎの案件」で優先的に声がかかる
実績として名前を出せることも（許可を得て）

応募文テンプレート（コピペOK）

実際にこの案件に応募する場合の文例を用意しました。

基本テンプレート

はじめまして、[名前]と申します。

既存サイトの修正案件について応募させていただきます。

【稼働可能時間】
・平日：19:00〜22:00（1日3時間程度）
・土日：10:00〜18:00（柔軟に対応可能）
・週あたり15〜20時間の稼働が可能です

【副業/フリーランスの状況】
・現在、会社員として働きながら副業でWeb制作を行っています
・今回のような修正案件は3件の経験があります

【過去の制作実績】
・[ポートフォリオURL]
・上記に、模写コーディング3サイトと個人制作1サイトを掲載しています

【作業可能な日程】
・即日〜翌営業日より着手可能です
・ご依頼いただければ、12/10納期に間に合うよう調整いたします

【WordPress / HTMLサイトの修正経験】
・WordPress：管理画面での記事投稿、テーマのカスタマイズ経験あり
・HTMLサイト：CSSの調整、画像差し替え、レスポンシブ対応の経験あり

【簡単なお見積り目安】
・作業内容を確認次第、具体的な工数をお伝えいたします
・時給2,000円を基準に、ご相談させてください

【最後に】
迅速かつ丁寧な対応を心がけております。
長期的なパートナーシップを築けるよう、全力で取り組みます。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

応募文のポイント

求められている情報を漏れなく記載

案件文に「応募時に教えていただきたいこと」がある場合、全て回答

具体的な数字を入れる

「すぐ対応できます」→「翌営業日より着手可能」
「経験あります」→「3件の経験があります」

不安を払拭する言葉

「迅速かつ丁寧な対応を心がけております」
「不明点はすぐに確認いたします」

よくある失敗パターンと対策

失敗1：応募しすぎて対応できなくなる

症状

5件同時に案件を受けてしまい、納期に間に合わない
「できます」と言ったものの、スキル不足で詰む

対策

最初は1案件だけに集中
「この案件だけを全力でやる」と決める
自分のキャパシティを把握してから増やす

失敗2：コミュニケーション不足でトラブル

症状

「こう思った」と自己判断で作業して、違うと言われる
質問するのが怖くて、わからないまま進めてしまう

対策

不明点は「これで合っていますか？」と必ず確認
作業前に「この理解で進めます」と認識合わせ
途中経過も報告（「50%完了しました」）

失敗3：安請け合いで消耗

症状

「ついでにこれも」と追加依頼を断れない
時給換算したら最低賃金以下だった

対策

追加依頼は「別途お見積りします」と伝える
作業時間を記録して、時給換算する習慣をつける
最初の案件で信頼を得てから、単価交渉する

応募前チェックリスト

以下の項目に該当すれば、この案件に応募できます。

必須チェック（全て必要）

HTML/CSSで1サイト以上コーディングした経験がある
他人が書いたHTML/CSSを見て、どこを修正すればいいか判断できる
レスポンシブ対応のコーディングをしたことがある
1日2〜3時間の稼働時間を確保できる
Slack等でのテキストコミュニケーションに抵抗がない
約2週間の納期を守れる

あると有利（1つ以上あれば強い）

WordPress管理画面を触ったことがある
JavaScriptで簡単なアニメーションを実装したことがある
過去の制作実績（ポートフォリオ）がある
副業・フリーランスとしての活動経験がある
短納期案件の対応経験がある

先輩たちの体験談

未経験から3ヶ月で初案件獲得

「全くの未経験にもかかわらず、受講期間中の3ヶ月目にしてコーディング案件を獲得できました。正しい手順で学習を進めれば、未経験者でもコーダーとして活躍することは可能です」
— 侍エンジニアブログより

この人が成功した理由

スクールで体系的に学習
3ヶ月間、毎日継続
模写→ポートフォリオ→応募の流れを愚直に実行

ポートフォリオが鍵

「初案件を取りに行く際は、まだ実績がないので、模写サイトなどコーディング練習で作ったサイトをポートフォリオとしてアピールしましょう」
— フリマガより

ポートフォリオで見せるべきこと

「このサイトを模写しました」だけでなく
「このサイトを模写する中で、◯◯を学びました」
「レスポンシブ対応は自分で考えて実装しました」

実務経験3年問題

「コーダーの副業案件では『実務経験3年以上』のような条件が多いですが、クラウドソーシングには初心者向けの案件も多数掲載されています」
— DAINOTEより

初心者が狙うべき案件の特徴

「未経験可」「初心者歓迎」の文言
単価が相場より低め（最初は経験を買う）
「修正」「更新」がメインの案件

Q&A

Q: ポートフォリオは何サイト必要？

A: 最低3サイト、できれば5サイト

内訳の例

模写サイト2〜3サイト
オリジナルサイト1サイト（自己紹介ポートフォリオ）
WordPressカスタマイズ1サイト（あれば強い）

Q: 時給2,000円は妥当？

A: 初心者〜中級者としては妥当〜やや良い

相場感

クラウドソーシング初心者案件：時給換算500〜1,500円
経験1〜2年：時給1,500〜2,500円
経験3年以上：時給2,500〜4,000円

Q: 短納期（2週間）は厳しい？

A: 作業量による。この案件なら十分可能

「修正作業」がメインなので

1日2〜3時間 × 10日 = 20〜30時間の稼働
デザイン崩れ修正、画像差し替え程度なら余裕
新規ページ追加が入ると、事前に工数確認が必要

Q: WordPressが必須ではないのに、なぜ歓迎スキル？

A: サイトがWordPressで構成されている可能性があるから

案件文に「HTML / CSS / JavaScript / WordPress いずれかで構成」とあります。
どの技術で作られているかは採用後に判明するため、WordPressもできると対応範囲が広がります。

まとめ：この案件に応募すべき人

応募をおすすめする人

模写コーディングを3サイト以上やった
「実務経験がなくて応募できない」というループから抜け出したい
月5〜8万円の副収入が欲しい
将来的にフリーランスを目指している

応募を見送るべき人

HTML/CSSをまだ学習中（→まず模写を3サイトやる）
短納期対応が苦手（→納期に余裕のある案件を探す）
新規制作をやりたい（→この案件は修正メイン）

次のアクション

この記事を読んで「自分でも応募できそう」と思った方は、以下のステップで進めてください。

今日やること

自分のスキルレベルを確認（レベル1〜3のどれか）
ポートフォリオを見直す（URLは有効か、デザインは古くないか）

今週やること

類似案件を3件探してブックマーク
応募文のテンプレートを自分用にカスタマイズ

来週やること

実際に1件応募してみる
返信が来なくても、別の案件に応募を続ける

大切なのは「完璧な準備」ではなく「最初の一歩」です。

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この記事を書いた人

いっぬ