はじめに
こんにちは、やまとです🏂
高卒で工場に勤めながら、年収1,000万円を目指したい人へ。
届かないのは、近道を知らないからではなく、
目標から逆算していないからかもしれません。
読むと、目標から今やることを1つ決められます。
きついことも先に書くので、気楽に読んでください。
近道は知らなくても、目標はありました
先に、私の進み方を一言で書いておきます。
「私は近道を知らなかった、でも目標があった」
私の目標は、2つです。
時間とお金にゆとりがある暮らしです。
そして、働く場所に縛られない暮らしです。
目標があると、そこから逆算できます。
逆算すると、何ができるようになるべきかが見えてきます。
次にどんな仕事を選べばいいか、分かってきます。
誰に聞けばいいかも、だんだん分かってきます。
今やっていることが、目標につながっているか。
それとも、目標から外れているか。
それが分かると、次の一手を決められます。
いまは、この進み方で進んでいます。
ここまでの道のりを、順に書きます。
私は工業高校の電子機械科を出ました。
18歳で大手楽器メーカーに入り、工場で働きました。
グランドピアノを組み立てる仕事です。
高校では、技能士と危険物の資格を取りました。
QC検定も受けました。
工場では、QCサークルのリーダーになりました。
品質を良くする取り組みを、発表したこともあります。
20歳で、私は工場を離れました。
陸上自衛隊に入り、車両整備の仕事に就きました。
21歳のとき、在隊中のまま通信制のサイバー大学に入りました。
ITを学ぶためです。
働きながら、大学の授業を受ける生活が始まりました。
ITに移った1年目は、年収が下がりました
23歳で自衛隊を辞め、SES企業に入りました。
大学は2年を終えたところでした。
ITの実務は、まったくの未経験です。
ここで、最初のきつい時期が来ました。
1年目の年収は、自衛隊のころより約100万円下がりました。
同じ水準に戻ったのは、2年目です。
その間も、大学の授業は続いていました。
SESに入って10か月目に、AWSの資格を取りました。
その5か月後に、Pythonの資格も取りました。
24歳のときには、副業の屋号を税務署に届け出ました。
技術の記事も、書き続けてきました。
25歳で、地方の中小の製造業に移りました。
DXを進める担当です。
同じ年の3月に、大学を4年で卒業しました。
製造業の現場は、ITの環境が整っていませんでした。
そこで最初にやったのは、データを集める仕組みづくりです。
ExcelとGoogleフォーム、GASを使いました。
その次に、機械から直接データを取りました。
通信のやり方は、機械のメーカーと相談しながら決めました。
大学のIoTのゼミで学んだことが、ここで役に立ちました。
もう1つ役に立ったのが、工場で働いた経験です。
いまの私は、それをこう言葉にしています。
「全体の業務の流れ、現場の雰囲気を知っていたこと」
現場は、人と人の絶妙なバランスで回っています。
そこへ外から人が入ると、どう思われるか。
私は、それを工場で知っていました。
だから、現場の人を知る姿勢を大事にしました。
業務の中身を覚えることも、同じくらい大事にしました。
27歳で、私は独立しました。
いまは、ITの案件を2つ並べて受けています。
2027年の見込みを、会社員の平均と比べてみました。
手取りで、会社員の平均の約2.3倍です。
会社員の年収に直すと、平均給与の約2.5倍です。
どちらも、単身・扶養なしで出した推計です。
手取りは、税と社会保険料を引いた額です。
近道を知っていても、それだけでは届かなかったと思います。
工場も、自衛隊も、SESも、全部が今につながっています。
「近道」より「逆算」で近づきます

ここで、きつい数字も先に見ておきます。
国税庁の民間給与実態統計調査を見てみます。
令和6年分の数字です。
1年を通じて働いた会社員の平均給与は、478万円です。
25〜29歳に限ると、407万円です。
年収1,000万円を超える人は、全年齢の会社員の6.2%です。
およそ16人に1人の割合です。
高卒の人の月の賃金は、厚生労働省の統計で見ました。
令和7年の賃金構造基本統計調査です。
高校卒の男性は、20代前半で月23.1万円です。
50代前半で、月37.2万円です。
これは残業代と賞与を含まない、月の額です。
同じ人を追った数字ではありませんが、伸び方の目安になります。
平均の伸び方だけでは、届きにくい水準です。
私はこの数字を見て、そう感じています。
では、年収はどこで決まるのでしょうか。
私は、次の3つの掛け算だと考えています。
1つ目は、1人分の単価です。
自分の1か月の仕事に、いくらの値段が付くかです。
2つ目は、並べる本数です。
仕事をいくつ並べて受けられるかです。
3つ目は、受け取る割合です。
付いた値段のうち、自分の手元に入る分です。
会社員は、付いた値段の一部を給料として受け取ります。
独立すると、直接契約した値段をそのまま受け取れます。
私の仕事は、仕入れがほとんどありません。
2027年の見込みでは、売上のうち約85%が利益です。
ここから税金と社会保険料を払います。
私の年収の伸びは、この3つを1つずつ変えてきた結果です。
単価は、ITの実務と現場の経験で上げました。
本数は、時間と体力の使い方で増やしました。
受け取る割合は、独立して直接契約することで変えました。
工場の生産計画で考えると、分かりやすいと思います。
納期が決まると、そこから逆算して段取りを組みますよね。
いつまでに何を仕上げるかが、自然と決まります。
キャリアも同じです。
近道を探すより、目標から段取りを組む方が、迷いません。
年収1,000万円の水準は、近道ではなく、
目標からの逆算で近づくものです。
目標から、今やることを決めます

ここからは、逆算の手順を3つの段で紹介します。
年収1,000万円を約束するものではありません。
あなたが次の一手を決めるための手順です。
目標を、暮らしの言葉で書く
まず、目標を暮らしの言葉で書きます。
年収の数字だけでは、何をすればいいかが決まりません。
たとえば、次のような書き方です。
悪い例:「年収1,000万円になる」
良い例:「時間とお金にゆとりがあり、働く場所に縛られない暮らしをする」
悪い例は、数字に届いたかどうかしか分かりません。
良い例なら、今の暮らしと比べられます。
暮らしの言葉で書くと、何が足りないかが見えてきます。
お金が足りないのか、時間が足りないのか。
それとも、働く場所が決まっていることが問題なのか。
年収1,000万円は、そこへ近づく手段の1つです。
私はそう考えています。
3つの要素のうち、伸ばす順を決める
次に、3つの要素のうち、どれから伸ばすかを決めます。
私なら、1人分の単価から伸ばします。
本数と受け取る割合は、単価が付いてからの話だからです。
目標から逆算すると、何ができるようになるべきかも決まります。
単価なら、ITの実務を1人で任されることです。
本数なら、仕事を並べても崩れない時間と体力です。
受け取る割合なら、自分で契約を結べることです。
単価を上げるのは、実務の経験です。
工場から、すぐに高い単価の仕事には移れません。
ITに移るなら、未経験から実務を積む期間が要ります。
その期間は、年収がいったん下がることもあります。
私も、1年目に約100万円下がりました。
下がった年収をどう戻したかは、次の記事に書いています。

工場の経験は、単価を上げる材料になります。
業務の流れと、現場の雰囲気を知っているからです。
外から入る人がどう思われるかも、分かっています。
製造業の現場にITを持ち込む仕事では、これが強みになります。
私は、そう感じています。
本数と受け取る割合は、その後の話です。
特に独立は、合う人と合わない人がいます。
月ごとに収入が変わっても、落ち着いて暮らせるか。
契約や税金の手続きを、自分でやれるか。
この2つに当てはまるなら、独立が合うと思います。
反対に、毎月の収入が決まっていないと不安な人もいます。
体調を崩すと、収入もそのまま止まります。
そういう人は、会社員のまま単価の高い仕事を選ぶ道もあります。
会社員の手取りと独立後の単価は、どう違うのでしょうか。
それは、次の記事で試算しています。

会社員と独立の違いを、稼ぐ仕組みで比べる記事もあります。

働きながら学ぶ手段を1つ選ぶ
最後に、今やることを1つ決めます。
単価を上げる実務の前に、まず学ぶことから始めます。
私は、働きながら通信制の大学でITを学びました。
仕事を辞めずに学べるので、収入を止めずに済みます。
ただ、学ぶ手段は大学だけではありません。
資格の勉強や、スクールという道もあります。
大学は4年かかる分、費用も時間も大きくなります。
どれが合うかは、目標と今の暮らしで変わります。
3つの手段の比べ方は、次の記事にまとめています。

通信制の大学が気になるなら、こちらも読んでみてください。
高卒の社会人に向いている人と、合わない人を書いています。

学費や入学の条件は変わることがあります。
申し込む前に、大学の公式サイトで確かめてください。
よくある質問
おわりに
工場で働いていた18歳の私に声をかけるなら、こう伝えます。
近道を探すより、目標を書いてみよう、と。
あなたは、高卒だから無理だと思っているかもしれません。
でも、私も近道を知らないまま、ここまで来ました。
まず、目標を暮らしの言葉で書きます。
次に、今やることを1つ決めます。
楽な道ではありません。
でも、逆算すれば、次の一歩が見えてきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。






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