「仕事したくない」って正直に思ってるよね?
正直に言うよ。君が「仕事したくない」って思ってる気持ち、めちゃくちゃ分かる。
通勤電車で疲れた顔してる大人たち。居酒屋で会社の愚痴ばかり言ってる父親。「仕事は我慢するもの」って空気感。そんなの見てたら、そりゃ働きたくなくなるよな。
俺も17歳の時、同じこと思ってた。「将来、あんな風になるのか…」って漠然とした不安を抱えてた。勉強もあんまりできなかったし、やりたいこともよく分からなかった。
でも今、32歳になった俺は、毎日「やりたいこと」を仕事にできてる。しかもちゃんと給料もらって生活できてる。
この記事では、俺が高卒で働き始めてから、どうやって理想の働き方を実現したのか。そして、今の君にもできる具体的なステップを、近所の兄貴として正直に話すよ。
「仕事=つらいもの」って誰が決めたの?
周りの大人が嫌々働いてるのを見て育った
君の周りの大人、楽しそうに働いてる人ってどれくらいいる?
おそらく、ほとんどいないんじゃないかな。朝から「行きたくない」って言いながら家を出て、夜は疲れ切って帰ってくる。休日は寝てるだけ。
2024年のギャラップ社の調査によると、日本の労働者のうち「仕事に熱意を持っている人」はわずか6%だったらしい。つまり、100人中94人は仕事に不満を抱えてるってこと。
そんな環境で育てば、「仕事=つらいもの」って思うのは当然だよ。でも、それって本当に正しいのかな?
俺も高卒で働き始めた時は同じだった
実は俺も、高校卒業してすぐに就職したんだ。
特にやりたいこともなかったし、大学に行く学力もお金もなかった。とりあえず地元の会社に就職して、毎日同じ作業の繰り返し。
「こんなはずじゃなかった」って何度も思った。朝起きるのが辛くて、休日はゲームとYouTubeばっかり。君と同じような生活してたよ。
でも、ある時ふと思ったんだ。
「このまま40年もこの仕事続けるの?」
その瞬間、背筋が凍った。このままじゃダメだって、本気で思った。
仕事の本当の定義:「自分がやりたいこと × 他人のため × 適切な対価」
そこから俺は、「仕事って何だろう?」って真剣に考え始めた。
そして行き着いたのが、この定義。
「自分がやりたいことをやって、他人のためになり、かつ適切な対価が得られること」
この3つが揃って初めて、仕事は「最高のもの」になる。1つでも欠けたらダメなんだ。
「やりたいこと」だけじゃダメな理由
「好きなことを仕事にしよう!」ってよく聞くよね。でも、これだけじゃ不十分。
ゲームが好きだからってずっとゲームしてるだけじゃ、それは趣味のまま。誰かの役に立たないと、対価(お金)はもらえない。
趣味と仕事の違いは、「誰かの課題を解決してるかどうか」なんだ。
「他人のため」だけでも続かない
逆に、「人のために頑張る!」だけでもダメ。
よくあるのが「やりがい搾取」。「この仕事は社会貢献だから」って言われて、給料が安かったり、残業が多かったり。
自分が幸せじゃないのに、他人を幸せにできるわけがない。飛行機の緊急時に「まず自分が酸素マスクをつける」のと同じ。
「適切な対価」がないと生活できない
そして、ちゃんと給料がもらえないと生活できない。
「お金じゃない」って綺麗事を言う大人もいるけど、現実問題として家賃も食費も必要だよね。好きなゲームだって買えない。
だから、この3つが全部揃って初めて、「これが俺の仕事だ!」って胸を張って言えるんだ。
俺がやりたいことを仕事にするまでの実話
じゃあ、俺がどうやってこの3つを満たす仕事を見つけたのか。正直に話すよ。
きっかけ:「面倒なことを楽にしたい」という小さな願望
社会人3年目のある日、俺は気づいた。
「毎日同じExcel作業してるの、めちゃくちゃ面倒だな」
会社の事務作業で、毎日同じデータを手入力してたんだ。単純作業で時間がかかる。ミスも起きる。「これ、自動化できないかな?」って思った。
これって、ゲームの攻略を効率化したい感覚に似てるんだよね。「もっと楽にクリアできる方法ないかな」って考えるのと同じ。
調べてみたら、プログラミングを使えば自動化できるらしい。「これだ!」って思った。
社会人3年目で兼業学生になった決断
それから俺は、働きながら大学に通うことを決めた。システム開発を本格的に学ぶために。
正直、めちゃくちゃ大変だった。朝から晩まで働いて、夜は授業。週末は課題。遊ぶ時間なんてほとんどなかった。
周りからは「何でそんな無理してるの?」って言われた。でも不思議と苦痛じゃなかった。
なぜなら、これが自分の「やりたいこと」だったから。
ゲーム実況を何時間も見るのが苦痛じゃないのと同じ。興味があることって、時間を忘れて没頭できるんだよね。
システム開発会社に就職して実現できたこと
大学3年生の時、システム開発の会社に転職した。そこで初めて、自分が作ったプログラムで誰かの仕事が楽になる瞬間を見た。
「これまで3時間かかってた作業が、5分で終わるようになりました!」
お客さんがそう言ってくれた時、鳥肌が立った。
- 自分の「やりたいこと」(プログラミング)をやって
- 他人の「困った」を解決して
- ちゃんと給料ももらえる
この3つが揃った瞬間だった。これが俺の考える理想の仕事なんだ。
今の君にもできる。やりたいことを見つける3つのステップ
「でも俺、特にやりたいことないし…」って思った?大丈夫。俺も最初はそうだった。
今から話す3つのステップを、騙されたと思ってやってみて。
ステップ1:「面倒だな」「もっと楽にならないかな」を書き出す
まずは、君が普段感じてる小さな不満を紙に書き出してみて。
- 「毎朝起きるのが面倒」
- 「好きなアニメの情報を探すのが大変」
- 「ゲームの攻略法をいちいち調べるのが面倒」
こういう小さなことでいいんだ。
人の「面倒だな」は、誰かのビジネスチャンスになる。Amazonだって「買い物に行くの面倒」から生まれたサービスだし、Uberだって「タクシー呼ぶの面倒」から始まった。
君の「面倒」の中に、仕事のヒントが隠れてる。
ステップ2:好きなことの中に「誰かの役に立つ要素」を探す
次に、君が好きなこと・得意なことを考えてみて。
- ゲームが好き → 攻略法を教える、楽しませる、実況する
- アニメが好き → おすすめを紹介する、感想を共有する
- YouTubeを見るのが好き → 面白い動画をまとめる、編集技術を学ぶ
「でもそれ、仕事になるの?」って思った?なるんだよ。
実際、ゲーム攻略サイトを作って広告収入で生活してる人もいるし、アニメのレビューブログで稼いでる人もいる。動画編集のスキルは今めちゃくちゃ需要がある。
大事なのは、君の「好き」の中に、誰かの「助かる」を見つけること。
ステップ3:小さく試してみる(失敗してもOK)
そして最後に、小さく試してみること。
- SNSで自分の好きなゲームの攻略法を投稿してみる
- 友達におすすめのアニメを教えてあげる
- バイトで興味がある分野の仕事を選んでみる
今すぐ完璧じゃなくていい。
俺だって、最初は全然ダメだった。プログラミングの勉強も、何度も挫折しかけた。でも、小さく試して、失敗して、また試して。その繰り返しで今がある。
失敗は恥ずかしいことじゃない。むしろ、失敗しないと分からないことの方が多いんだ。
「勉強できないし…」って思ってる君へ
ここまで読んで、「でも俺、勉強できないし…」って思ってるかもしれない。
俺も勉強は得意じゃなかった
正直に言うと、俺も学校の勉強は苦手だった。だから大学に行かずに就職したんだ。
でも、プログラミングの勉強は続けられた。なぜなら、それが自分の「やりたいこと」だったから。
数学の公式は覚えられなかったのに、プログラミングの文法は自然と頭に入ってきた。不思議だよね。
学校の勉強と「やりたいこと」のための勉強は別物
学校の勉強って、「なんでこれ勉強しなきゃいけないの?」って思うことが多いよね。
でも、「やりたいこと」のための勉強は違う。
- ゲーム実況したいから、動画編集を学ぶ
- もっと面白い動画を作りたいから、演出を研究する
- 収益化したいから、YouTubeの仕組みを理解する
こういう勉強は、楽しいんだ。ゲームの攻略法を調べるのと同じ。
大事なのは「何のために学ぶか」。目的がはっきりしてれば、勉強は苦痛じゃなくなる。
まとめ:君が今日からできること
長々と話してきたけど、伝えたいことは3つ。
1. 「仕事=つらい」は思い込み。やりたいこと × 他人のため × 対価が揃えば最高
周りの大人がつらそうに働いてるのは、この3つが揃ってないから。君はまだ17歳。これから理想の働き方を見つけられる。
2. 小さな「面倒だな」や「好きなこと」の中にヒントがある
特別な才能なんていらない。君が普段感じてる「面倒」や、何気なく楽しんでることの中に、仕事のヒントは隠れてる。
3. 今すぐ完璧じゃなくていい。小さく試して、失敗しながら見つけていこう
俺も17歳の時は何も分かってなかった。でも、小さく試して、失敗して、また試して。その積み重ねで今がある。
今日から君ができること
難しく考えなくていい。まずは今日、これをやってみて。
✅ 自分が「面倒だな」と思ったことを1つメモする
✅ 好きなことの中で「誰かの役に立つかも」を1つ探す
✅ それをSNSで発信するか、友達に教えてみる
たったこれだけ。5分でできる。
焦らなくていい。俺も17歳の時は、まさか自分がシステムエンジニアになるなんて思ってなかった。でも、小さな一歩を踏み出したから、今の理想の働き方がある。
君にもできる。いや、君だからこそできる何かが、必ずある。
一緒に、「仕事=つらい」の常識をぶっ壊そうぜ。


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