「将来が不安だけど、何していいか分からない」「正直、仕事とかしたくない」——こう思ってる高校生、めちゃくちゃ多いと思う。俺も工業高校時代、全く同じだった。部活も帰宅部で、暇な時間はずっとゲーム実況見てたし、勉強も正直サボりがちだった。でも、「お金を増やす」って、実は難しい勉強も、毎日死ぬほど頑張ることも必要ないんだよね。この記事では、ゲーム実況見てる時間の10分だけ使えば始められる、リアルなお金の増やし方を書いていく。完璧な答えじゃないけど、俺が実際に試してみて分かったことを正直に伝えるので、少しでも参考になれば嬉しい。
「仕事したくない」って思うのは、悪いことじゃない
まず最初に言っておきたいんだけど、「働きたくない」って思うこと自体は、全然悪くない。むしろ正常な感覚だと思う。
俺も高校2年生の時、進路指導の先生に「将来どうするんだ?」って聞かれても、「いや、別に…」としか答えられなかった。就職するのか進学するのかも決まってないし、そもそも毎日会社行って働くとか、想像しただけでしんどかった。
でも同時に、「お金がない」っていう不安は確実にあったんだよね。バイトで月3万円くらい稼いでも、スマホ代とか交際費で消えるし、欲しいゲームも我慢することが多かった。親に頼るのも申し訳ないし、かといって「じゃあもっとバイト増やすか」ってなると、自由な時間がなくなる。この矛盾した気持ち、分かってくれる人いると思う。
「働きたくない」けど「お金は欲しい」。これって実は、多くの大人も抱えてる悩みなんだよね。だから自分を責める必要は全くない。ただ、「じゃあどうするか?」を少しだけ考えてみる価値はあると思ってる。
高校生が「お金を増やす」って、具体的にどういうこと?
「お金を増やす」って聞くと、なんか怪しい話とか、難しいビジネスを想像するかもしれない。でも実際は、もっとシンプルで地味な話。
高校生がバイト以外でお金を増やす方法って、大きく分けて3つある:
①自分のスキルを売る
ココナラとかクラウドワークスみたいなサイトで、自分ができることを売る。「スキル」って言うと大げさだけど、「ゲームの攻略手伝います」とか「イラスト描きます」とか、本当に小さなことでOK。
メリット: 今すぐ始められる、初期費用ゼロ
デメリット: 最初はほぼ稼げない(俺も最初の1ヶ月は0円だった)
②少額から投資を学ぶ
18歳未満は直接できないことが多いけど、親と一緒に「つみたてNISA」の話をしてみるとか、投資の仕組みを理解するだけでも価値がある。
メリット: 「お金に働いてもらう」考え方が身につく
デメリット: 未成年だと制限が多い、元本割れのリスクもある
③趣味を発信してマネタイズ
YouTubeでゲーム実況したり、noteで好きなアニメの感想書いたり。すぐには稼げないけど、「発信する習慣」自体が将来の武器になる。
メリット: 好きなことを仕事にできる可能性
デメリット: 収益化まで時間がかかる(半年〜1年は覚悟が必要)
この3つ、どれが正解ってわけじゃない。自分に合いそうなものから、小さく試してみるのがいいと思う。
①ゲーム好きを活かす「スキル販売」って何?
これが一番ハードル低いかもしれない。実際、俺の知り合いで高校生の時にココナラで月5,000円くらい稼いでた奴がいる。
彼がやってたのは、「特定のゲームのレベル上げ代行」だった。自分がめちゃくちゃやり込んでるゲームがあって、そのレベル上げを「500円で〇〇レベルまで上げます」みたいなサービスで出品してた。最初は全然売れなかったらしいけど、3週間くらいして初めて1件注文が来た時は、マジで嬉しかったって言ってた。
始め方は超シンプル:
- ココナラのアプリをダウンロード(5分)
- どんなサービスがあるか見てみる(10分)
- 自分ができそうなことを1つメモる(5分)
- 試しに500円で出品してみる(週末に1時間)
正直、最初は売れないと思う。俺も「イラスト描きます」って出品してみたけど、2ヶ月間、1件も注文来なかった。でもそれでいいんだよね。「出品した」っていう経験自体が、何もしない状態より100倍価値がある。
あと、「自分には売れるスキルなんてない」って思うかもしれないけど、意外とニーズあるんだよ。例えば:
- ゲームの初心者向け攻略アドバイス
- 話し相手(愚痴を聞くだけで500円とか)
- 簡単なアイコン作成
- 動画編集の基礎作業
「プロレベルじゃないとダメ」なんてことは全くない。むしろ、「高校生が頑張ってる感」が逆に好感持たれることもある。
②「投資」って怖くない? 高校生でもできるの?
これは正直、すぐに実践できる話じゃない。でも、「投資の考え方」を知っておくだけでも、将来めちゃくちゃ役立つと思う。
投資の本質って、「お金に働いてもらう」ってこと。バイトとか仕事って、自分の時間を使って稼ぐじゃん? でも投資は、お金そのものが増えたり減ったりする。
例えば、「つみたてNISA」っていう制度がある。これは18歳以上なら誰でもできて、毎月少額ずつ投資信託を買っていく仕組み。仮に月1,000円を年利5%で20年間続けたとすると…
- 投資した総額: 24万円
- 20年後の評価額: 約41万円
つまり、17万円くらい増える計算になる。もちろん、これはあくまでシミュレーションで、実際には減る可能性もある。でも、「お金を銀行に眠らせておくだけ」と「少しずつ投資する」では、20年後に大きな差が出るんだよね。
高校生の今すぐできることとしては:
- 親と一緒に投資の話をしてみる(意外と親も知らないことが多い)
- YouTubeで「つみたてNISA 初心者」とか検索して動画を1本見てみる
- 「複利」っていう言葉の意味を理解する
これだけでも、将来の選択肢は確実に広がる。18歳になったら、バイト代の一部を月1,000円でもいいから投資に回してみると、5年後、10年後の自分が「あの時始めててよかった」って絶対思うはず。
ただし注意点として、「絶対儲かる」みたいな話は100%詐欺。投資にはリスクがあるし、減ることもある。だからこそ、少額から始めるのが大事なんだよね。
③好きなことを発信して稼ぐって、現実的?
これが一番夢があるけど、一番時間がかかる方法。
YouTubeでゲーム実況とか、Zennで技術記事とか、そういう「発信」をして稼ぐっていうのは、正直めちゃくちゃハードル高い。俺も一時期、ゲーム実況のチャンネル作ってみたけど、登録者100人行くのに半年かかった。収益化の条件(登録者1,000人、再生時間4,000時間)なんて、1年以上かかる人がほとんど。
でも、「稼げないから意味ない」ってわけじゃないんだよね。
俺はエンジニアなんだけど、Zennで技術系の記事を書いてた時期がある。最初の2ヶ月くらいは本当に誰にも読まれなかった。でも、3ヶ月目くらいに書いた記事に「いいね」が2つついた時、マジで嬉しかったんだよね。お金にならなくても、「誰かに届いた」っていう実感があると、続けるモチベーションになる。
発信する習慣があると、こんなメリットがある:
- 文章力が上がる(将来どんな仕事でも使える)
- 自分の考えを整理できる(頭の中がクリアになる)
- 同じ趣味の人と繋がれる(意外と孤独感が減る)
今すぐできることとしては:
- ゲーム実況の感想をZennやnoteに1本書いてみる(10分でOK)
- Xで好きなアニメについてツイートしてみる
- YouTubeに1本、適当に動画上げてみる(編集しなくてもいい)
「質」とか「再生数」とか、最初は気にしなくていい。まずは「発信した」っていう事実が大事。それを3ヶ月続けられたら、もう上位10%だと思う。
「親にバレたらまずい」
→ 18歳未満でも、親の同意があればココナラは使える。もし親に言いづらいなら、まずはZennやnoteで記事書くとか、Xでツイートするとか、完全に無料でできることから始めてみればいい。
「自分には何もスキルがない」
→ これも勘違い。ゲーム実況見てるだけでも、「面白い実況の共通点」とか分かってるはず。それをZennやnoteの記事にするだけで、十分価値がある。「プロレベル」じゃなくていい。「高校生なりに考えたこと」で十分。俺がZennで最初に書いた技術記事も、今見返すと稚拙だけど、それでも「いいね」してくれた人がいた。それだけで続ける価値がある。
「今日から始められる」超具体的な3ステップ
ここまで色々書いたけど、「で、結局何すればいいの?」って思うよね。だから、今日スマホでできることを3つに絞った。
ステップ1: スマホで「ココナラ」のアプリをダウンロード(5分)
App StoreかGoogle Playで「ココナラ」って検索して、アプリを入れるだけ。まだ何もしなくていい。どんなサービスが売られてるか、ざっと眺めてみて。「こんなのでお金になるんだ」っていう発見があるはず。
ステップ2: 自分ができそうなことを1つメモる(10分)
スマホのメモアプリでいいから、「自分がやれそうなこと」を1個だけ書いてみる。
例:
- ゲーム〇〇の初心者向けアドバイス
- 話し相手(30分500円)
- 簡単なアイコン作成
「これプロレベルじゃないしな…」とか考えなくていい。とりあえずメモるだけ。
ステップ3: 試しに500円でサービスを出品してみる(週末の1時間)
これが一番ハードル高いかもしれない。でも、別に売れなくてもいい。「出品した」っていう経験が財産になる。俺も最初は2ヶ月間、1件も注文来なかったけど、その2ヶ月があったから、今こういう記事が書けてる。
出品する時のコツ:
- 値段は500円とかで始める(最初から高くすると売れない)
- サービス内容は具体的に書く(「何でもやります」じゃなくて「〇〇を〇〇します」)
- 最初の評価がつくまでは我慢(3件くらい実績できると、徐々に注文来るようになる)
この3ステップ、合計で1時間ちょっとあればできる。ゲーム実況1本見るのを我慢すれば、余裕で時間作れるはず。
よくある「できない理由」に答えておく
ここまで読んで、「でも俺には無理そう」って思ってる人、多いと思う。だから、よくある「できない理由」に先に答えておく。
「お金がないから始められない」
→ ココナラもnoteも、アカウント作るのは無料。初期費用ゼロで始められる。スマホさえあればOK。
「親にバレたらまずい」
→ 18歳未満でも、親の同意があればココナラは使える。もし親に言いづらいなら、まずはnoteで記事書くとか、Xでツイートするとか、完全に無料でできることから始めてみればいい。
「失敗したら恥ずかしい」
→ これが一番多い悩みだと思う。でも正直、誰も見てないから安心していい。俺がココナラで2ヶ月間1件も注文来なかった時、誰にも笑われなかったし、そもそも誰も気づいてなかった。失敗しても、自分以外は誰も覚えてない。
「今さら始めても遅い」
→ 高校2年生なら、全然遅くない。むしろ早いくらい。大学生や社会人になってから「高校生の時にやっておけばよかった」って後悔してる人、めちゃくちゃ多い。
「自分には何もスキルがない」
→ これも勘違い。ゲーム実況見てるだけでも、「面白い実況の共通点」とか分かってるはず。それを記事にするだけで、十分価値がある。「プロレベル」じゃなくていい。「高校生なりに考えたこと」で十分。
まとめ: 完璧じゃなくていい。小さく始めるだけで変わる
長々と書いたけど、伝えたいことは1つだけ。
「お金を増やす」=「将来の選択肢を増やす」こと
別に、今すぐ月10万円稼げるようになる必要はない。月500円でもいい。月0円でもいい。大事なのは、「自分でお金を作れる」っていう感覚を持つこと。
俺も最初は、ココナラで2ヶ月間0円だったし、Zennの技術記事も最初は誰にも読まれなかった。でもある日、「いいね」が2つついた時、「あ、誰かに届いたんだ」って実感できた。その経験があるから、「少しずつでも続ければ変わる」って思えるようになった。今は月1万円くらい稼げるようになったけど、別に毎日頑張ってるわけじゃない。スキマ時間にちょこちょこやってるだけ。
「将来が不安」っていう気持ち、完全には消えないかもしれない。でも、「今日、スマホで5分だけココナラ見てみた」っていう小さな行動が、1年後の自分を少しだけ変えてくれる。
完璧じゃなくていい。失敗してもいい。とりあえず、今日の夜、ゲーム実況見る前の5分だけ、スマホで何か調べてみて。それが第一歩だから。


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