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「やりたいこと」が分からない高校生へ。仕事選びで本当に大切な3つの基準

高校生の君へ。正直に言います。「やりたいこと」なんて、今すぐ見つからなくても大丈夫です。

周りが進路を決め始めて焦ってる?「将来の夢は?」って聞かれるたびに胃が痛くなる?そもそも仕事なんてしたくないって本音で思ってる?

それ、全部普通です。俺もそうでした。

この記事では、「やりたいこと探し」という呪縛から君を解放して、もっと楽に仕事を選べる考え方を伝えます。読み終わる頃には、少しだけ気持ちが軽くなってると思います。


目次

「やりたいこと」が見つからなくて、焦ってない?

高校2年生の今、進路調査票を前にフリーズしてませんか?

「将来の希望進路を書いてください」って言われても、正直分かんないですよね。周りの友達は「看護師になりたい」とか「エンジニア目指してる」とか言ってるけど、自分には何もない。

親や先生からは「好きなことを仕事にしなさい」って言われるけど、好きなのはゲーム実況見ることとかアニメとかで、それが仕事になるわけないし。

「やりたいこと」が見つからない自分はダメなんじゃないか。そんな風に思ってませんか?

でも、ちょっと待ってください。

「やりたいこと」を見つけることが、本当にゴールなんでしょうか?俺は違うと思います。むしろ、その考え方自体が、君を苦しめてるんじゃないかと。


俺も高校時代、何もやりたいことなんてなかった

実は、俺も高校時代は君と同じでした。

進路希望調査票、何回も書き直しましたよ。最終的に「とりあえず大学」って書いたけど、本音は「別に勉強したいわけじゃない」でした。

帰宅部で、放課後は家でゲームして、YouTube見て、たまに友達とLINEして。それで十分楽しかったし、正直、将来のこととか考えたくなかった。

「仕事したくない」って本気で思ってました。だって、大人たちが疲れた顔で満員電車乗ってるの見てたら、仕事って辛いものにしか見えなかったんです。

でも、高校卒業して、大学行って、バイトして、就職して…って経験を重ねていく中で、気づいたことがあります。

「やりたいこと」を見つけることより、もっと大事なことがあるって。

当時の俺が知りたかったのは、「どうやって好きなことを見つけるか」じゃなくて、「どうやって仕事を選べばいいか」だったんです。そして、その答えは意外とシンプルでした。


「やりたいこと」より大事な、仕事選びの3つの基準

俺が実際に働いてみて気づいた、仕事選びの基準がこれです。

「自分がやりたいことをやって、他人のためになり、かつ適切な対価が得られること」

これ、最初聞いたとき「当たり前じゃん」って思いました?でも、一つずつ見ていくと、意外と深いんです。

① 自分がやりたいことをやって

ここで大事なのは、「やりたいこと」じゃなくて「やりたくないこと」を避けるって考え方です。

例えば、俺は人前で話すのが苦手だったんで、営業職とか接客業は「やりたくないリスト」に入れました。逆に、一人でコツコツやる作業は嫌いじゃなかった。

完璧な「やりたいこと」なんて見つからなくていいんです。その代わり、「これだけは絶対イヤだ」っていうのを明確にする。消去法で考えた方が、実は楽なんですよ。

君はどうですか?

  • 朝早いのは無理?
  • 体使う仕事は避けたい?
  • 逆に、ずっと座ってるのは耐えられない?
  • 人と話すのは好き?それとも一人の方が楽?

「やりたいこと」探しで消耗するより、「やりたくないこと」を排除していく方が、現実的に選択肢が絞れます。

② 他人のためになり

これ、最初は「綺麗事だな」って思うかもしれません。でも、働いてみて分かったのは、人の役に立ててる実感がないと、仕事って続かないんです。

別に「世界を救う」とか大げさなことじゃなくていいんです。

例えば、君が好きなゲーム実況者って、君を楽しませてくれてますよね?それも立派に「他人のためになってる」んです。

アニメを見て元気をもらったこと、ありません?それを作ってる人たちも、誰かのためになってる。

「承認欲求」って言葉、聞いたことありますか?「人に認められたい」っていう欲求です。これ、別に悪いことじイないんですよ。むしろ、仕事のモチベーションになります。

君が今好きなこと、よく考えてみてください。

  • ゲーム実況を見るのが好き→人を楽しませることに興味がある?
  • 面白いYouTubeを探すのが好き→情報を見つけて共有することに価値を感じる?
  • アニメが好き→物語で人の心を動かすことに魅力を感じる?

「好きなこと」の中に、実は「誰かのためになりたい」っていう種が隠れてるかもしれません。

③ 適切な対価が得られること

はい、お金の話です。

「お金のために働くなんて…」って思います?でも、生きていくにはお金が必要です。これは現実です。

「好きなことを仕事にすればお金は後からついてくる」って言う大人もいますけど、俺は半分ウソだと思ってます。好きなことだけやって、生活できないなら、それは趣味であって仕事じゃない。

「適切な対価」っていうのは、自分が提供した価値に見合った報酬をもらえるかってことです。

今は具体的な金額とか分かんなくていいです。ただ、「生活できるだけの収入が得られるか」は、仕事を選ぶときに絶対に考えないといけません。

綺麗事抜きで、お金は大事です。


今すぐできる、小さな一歩

「で、結局どうすればいいの?」って思ってますよね。

安心してください。今すぐ進路を決める必要はありません。でも、何もしないと不安は消えないので、小さく動き出してみましょう。

やること①:「やりたくないこと」リストを作る

スマホのメモでもノートでもいいです。「これだけは絶対イヤだ」っていうのを書き出してみてください。

  • 満員電車で通勤はイヤ
  • 体力使う仕事は無理
  • 怒鳴られる環境は耐えられない
  • ルーティンワークだけは飽きそう

何でもいいです。思いついたまま書く。

これをやるだけで、「自分は何が苦手なのか」が見えてきます。そして、それを避けられる選択肢を探せばいい。

やること②:好きなYouTuberの「何が好きか」を分解してみる

君が普段見てるYouTuberやゲーム実況者、何が好きで見てますか?

  • 話し方が面白い?
  • 編集のテンポがいい?
  • ゲームの解説が分かりやすい?
  • リアクションが大げさで楽しい?

その「好き」を分解していくと、君が何に価値を感じてるかが分かります。それが、将来の仕事選びのヒントになるかもしれません。

別にYouTuberになれって話じゃないですよ。「人を楽しませる仕事」「分かりやすく伝える仕事」「編集の仕事」…選択肢は色々あります。

やること③:進学か就職かは、まだ決めなくていい

今、無理に決める必要はありません。

ただ、一つだけ言えるのは、「とりあえず進学」も「とりあえず就職」も、どっちもアリってことです。

進学したって、やりたいことが見つかるとは限らない。就職したって、やり直せます。人生、一発勝負じゃないんです。

焦らなくていい。でも、ちょっとずつ自分のことを知る努力はしてみてください。


まとめ:完璧な答えなんて、誰も持ってない

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

最後に一つだけ伝えたいことがあります。

完璧な答えなんて、誰も持ってません。

俺も、親も、先生も、周りの大人たちも、みんな手探りで生きてます。「やりたいこと」が明確にある人の方が、実は少数派です。

だから、君が今「やりたいことが分からない」って悩んでるのは、別におかしくないし、ダメなことでもない。

ただ、何もしないまま不安を抱え続けるのは辛いので、小さく動き出してみてください。

  • やりたくないことを書き出す
  • 好きなものを分解してみる
  • 誰か一人、信頼できる大人に相談してみる

それだけでいいです。

将来への不安は、完全には消えないかもしれません。でも、少しずつ自分のことが分かってくると、霧が晴れるように道が見えてきます。

君の未来を応援してます。焦らず、自分のペースでいきましょう。

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