MENU

【転職のリアル】20代で3回転職した先輩が語る、失敗と成功

目次

はじめに|「転職3回」って多いの?正直に話します

こんにちは。私は現在27歳で、新卒入社してから20代のうちに3回転職しました。

「3回も!?」って思いましたか?正直、私も最初は「自分、転職しすぎじゃない?」って不安でした。でも今振り返ると、あの転職経験があったから今の自分があるんだなって思います。

この記事を書こうと思ったのは、当時の自分と同じように「なんとなく今の仕事にモヤモヤしてるけど、どうしたらいいかわからない」って人に、少しでも参考になればいいなと思ったからです。

別に「転職しろ!」って押し付けるつもりはありません。ただ、「相談してみる」という選択肢があることを知ってほしいんです。

【データで見る】20代の転職、実は珍しくない

「転職って、なんだか大げさな感じがする…」

そう思ってる人、多いんじゃないでしょうか。私も最初はそうでした。でも実は、20代で転職するのって、思ってるより全然普通なんですよ。

マイナビの調査によると、以下のようなデータがあります:

2024年における20代の転職率は12.4%(前年-0.8pt)だった。全年代の中で転職者の出現率がもっとも多い。

(引用元:マイナビキャリアリサーチLab – 年代別の転職率と転職理由

つまり、20代の約8人に1人は転職してるってことです。あなたの周りにも、実は転職経験者って結構いるはずなんですよね。

ちなみに、私みたいに「20代で転職3回」ってなると、確かに採用担当者は少し気にする傾向があるらしいです。

中途採用担当者の77.6%が選考時に転職回数を懸念。20代に対して気にする人の66.4%は転職回数3回以上は採用を躊躇する

(引用元:マイナビ – 中途採用状況調査2025年版

でも、だからって転職できないわけじゃないです。実際、私は3回目の転職で一番いい会社に出会えましたから。

私の転職ヒストリー|20代で3回転職した理由

1回目の転職:新卒1年目で退職(失敗談)

新卒で入った会社、正直に言うと「とにかく内定が欲しかった」っていう理由で選びました。業界研究?企業研究?そんなのほとんどしてなかったです。

入社して3ヶ月。上司との相性が最悪で、毎日怒鳴られる日々。「こんなはずじゃなかった…」って思いながら、我慢して働いてました。

でも半年経った頃、もう限界で。「とにかく辞めたい」って気持ちだけで、勢いで退職届を出しちゃったんです。

その後、焦って転職活動を始めました。貯金もどんどん減っていくし、「早く次を決めなきゃ」って焦りしかなくて。結局、最初に内定が出た会社に即決で入社を決めました。

これが大失敗でした。

実際に入社してみたら、求人票に書いてあった仕事内容と全然違うし、残業も月50時間超え。「ちゃんと調べてから決めればよかった…」って後悔しかなかったです。

実はこれ、20代の転職失敗あるあるらしいんですよね。

20代の初めての転職で失敗したこと1位は「転職先のリサーチが足りなかった」でした。入社後に、想像していた仕事内容や職場環境とのミスマッチを感じた人が多数。

20代の初めての転職で失敗したこと2位は「もっと他の会社と比較検討すればよかった」でした。収入が途絶えることやブランクができることへの恐怖から、焦って決めてしまったというコメントが多数寄せられました。

(引用元:ビズヒッツ – 20代で初めての転職理由と失敗したことランキング

当時の私、まさにこれでした。

2回目の転職:少し冷静になれた(半成功半失敗)

2社目も結局1年半で辞めることになりました。今度は焦らないように、働きながら転職活動をすることに。

1回目の失敗を踏まえて、今度はちゃんと企業研究しました。口コミサイトもチェックして、面接でも気になることは全部聞きました。

それで決めた3社目。前の2社よりは全然マシでした。給料も少し上がったし、人間関係もそこまで悪くない。

でも…なんか物足りなかったんですよね。

「これが自分のやりたい仕事なのかな?」って。別に嫌いじゃないけど、「これだ!」って感じでもない。そんなモヤモヤを抱えながら2年くらい働いてました。

ちなみに、20代で未経験の業界や職種に転職する人って実は結構多いらしいです。

20代転職者の転職パターンとしては、①異業種・異職種へ転職(=フルチェンジ)24.2%、②同業種・異職種へ転職(=職種チェンジ)15.6%、③異業種・同職種へ転職(=業種チェンジ)19.5%、④同業種・同職種へ転職(=組織チェンジ)40.7%となり、6割が未経験分野を含むキャリアチェンジをしていた。

(引用元:マイナビキャリアリサーチLab – 2025年 20代の転職戦略

私も2回目の転職で職種を変えたので、この6割に入ってたんですね。

3回目の転職:転職エージェントを使って成功

3社目で働いてた時、ふと「このままでいいのかな」って思う瞬間が増えて。でも「また自分だけで転職活動するのは不安だな…」とも思ってました。

そんな時、友達から「転職エージェントって知ってる?」って聞かれたんです。

「転職エージェント?なにそれ?」

調べてみたら、無料で転職の相談に乗ってくれるサービスらしい。「別に転職するって決めてなくても相談だけでもOK」って書いてあって、「まあ、話だけでも聞いてみるか」って軽い気持ちで登録してみました。

これが人生の転機になるとは思ってもみなかったです。

担当のキャリアアドバイザーの人が、めちゃくちゃ親身に話を聞いてくれて。「今の仕事のどこが不満なのか」「将来どうなりたいのか」って、自分でもちゃんと考えたことなかったことを一緒に整理してくれたんです。

それで紹介してもらった会社が、今の職場です。

前職と比べて年収は約25万円アップしたし、何より「この仕事、楽しいな」って思えるようになりました。残業も月20時間以内だし、リモートワークもできる。正直、今が一番充実してます。

実際、転職エージェントを使って成功する人って多いみたいです。

いちばん多かった「転職エージェントの支援」(24%)については、転職エージェントのキャリア支援が20代にとって有用になりやすいこと、企業が若年層社会人の採用ニーズが高い(転職エージェントにとって20代は紹介しやすい)ことが背景としてあるでしょう。

(引用元:みんなの転職「体験談」 – 20代の転職成功率を高めるための進め方

しかも、転職で年収が上がる人も結構いるんですよね。

転職後に「年収が上がった」は39.4%で、特に「30代男性」が49.5%、「40代男性」が47.9%と増加割合が高かった。また、転職後の平均年収は509.3万円で、転職前の平均年収487.3万円よりも22.0万円高く、50代男性を除くすべての性年代で転職前よりも平均年収が増加している。

(引用元:マイナビキャリアリサーチLab – 転職動向調査2025年版

私の場合も、まさにこの平均くらいは上がりました。

転職で「失敗する人」「成功する人」の違い

3回転職して思ったのは、「失敗する人」と「成功する人」にはパターンがあるってことです。

失敗する人の特徴

私が1回目と2回目で失敗した理由を振り返ると、こんな感じでした:

企業研究が甘い
求人票をパッと見て「いいじゃん」って思っただけで決めちゃう。実際に入社してから「え、こんなはずじゃ…」ってなる。

焦って決める
「早く次を決めなきゃ」って焦って、最初に内定が出た会社に飛びついちゃう。

比較検討しない
1社しか受けてなかったり、複数社受けても「どっちがいいかな」ってちゃんと比較しない。

これ、20代の転職失敗あるあるらしいです。

入社後に成績のノルマがあることやシフト制であることを知った。もっと調べてから入社を検討すべきだった(26歳 女性)

社風や給与体制、昇進、有給の取得など細かな条件を確認しないまま、最初に内定をもらった会社に決めてしまった(24歳 女性)

(引用元:ビズヒッツ – 20代で初めての転職理由と失敗したことランキング

他にも、「とにかく今の会社を辞めたい」だけで転職理由が不明確なパターンも失敗しやすいみたいです。

失敗4:転職目的がなく今の会社を辞めたいだけで辞める。そしてまた辞める。

(引用元:しごとウェブ – 20代転職の失敗とは

まさに1回目の私がこれでした…。

成功する人の特徴

逆に、3回目で成功できたのは、こんなことをちゃんとやったからだと思います:

自己分析と企業研究を徹底
転職エージェントと一緒に、自分が何を大事にしたいのかを整理しました。それをもとに企業を選んだから、ミスマッチが少なかった。

相談できる相手を持つ
一人で抱え込まずに、プロに相談したのが大きかったです。客観的な意見をもらえるって、めちゃくちゃ大事。

計画的に行動
焦らずに、働きながらじっくり転職活動しました。「この会社じゃなきゃダメ」じゃなくて、複数の選択肢から選べたのもよかったです。

これ、転職成功のセオリーみたいです。

転職成功の可能性を高めるためには、自己分析と企業研究を徹底し、自分のキャリアビジョンを明確にした上で、計画的に行動することが重要です。

(引用元:ミズカラ – 20代転職の体験談

あと、こんなデータもありました。

※ 20代の転職で「成功・やや成功」と答えた168の成功要因内訳 2024年12月 弊社調査による。失敗要因のグラフと比較すると、20代の転職成功要因のグラフは項目が多岐に分かれます。つまり、転職成功の勝ち筋パターンはその人によって様々あるということでしょう。

(引用元:みんなの転職「体験談」 – 20代の転職成功率を高めるための進め方

つまり、「こうすれば絶対成功」っていう正解はないけど、ちゃんと準備すれば成功しやすいってことですね。

「とりあえず相談」が人生を変えた話|転職エージェントって何?

「転職エージェント」って言葉、聞いたことありますか?

簡単に言うと、転職のプロがタダで相談に乗ってくれるサービスです。「えっ、無料なの?」って思いますよね。私も最初は「怪しくない?」って思いました(笑)。

でも調べたら、企業側がお金を払う仕組みだから、求職者は完全無料で使えるんです。

具体的には、こんなサポートをしてくれます:

転職エージェントを利用して一番助かったのは、書類の添削や面接対策をしてもらえたことです。自分では気づかなかった履歴書の改善点を指摘してもらい、面接の練習も実践的で非常に役立ちました。

転職エージェントを利用して本当に助かったのは、日程調整などの面倒な手続きを全部やってくれたことです。企業との面接日程の調整や、必要な書類の手配など、細かい作業を任せられたので、転職活動に集中できました。

転職エージェントを利用して良かったのは、非公開求人を含めて多くの求人にアクセスできたことです。自分では見つけられないような魅力的な求人を紹介してもらい、選択肢が広がりました。

(引用元:タレントスクエア – 20代向け転職エージェントおすすめ

私が特に助かったのは、「企業の内部情報を教えてくれる」ことでした。

求人票には載ってない、実際の職場の雰囲気とか、上司がどんな人かとか。そういうリアルな情報を事前に知れたから、入社後のギャップがほとんどなかったんです。

20代におすすめの転職エージェントとしては、dodaやリクルートエージェント、マイナビエージェントあたりが人気みたいです。

20代全員におすすめなのは、大手総合型転職エージェントとして、全業界・職種の求人を豊富に取り扱っているリクルートエージェント・マイナビエージェント・dodaの3つです。

(引用元:すべらない転職 – 20代向けおすすめ転職エージェント

私はdodaを使ったんですが、担当の人がめちゃくちゃ親切で。最初の面談で「別に今すぐ転職しなくてもいいですよ。まずは一緒に整理しましょう」って言ってくれたのが、すごく安心しました。

【結論】モヤモヤしてるなら、まず相談してみよう

ここまで読んでくれてありがとうございます。

正直に言うと、私も最初は「転職なんて、自分には関係ない」って思ってました。「今の会社で我慢すればいいじゃん」って。

でも、我慢し続けた結果、メンタルやられて、キャリアも中途半端になって…。今思えば、もっと早く相談しとけばよかったなって思います。

「転職する・しない」を決めるのは、後でいいんです。

まずは、プロに話を聞いてもらうだけでも全然違います。自分では気づかなかった選択肢が見えてきたり、「あ、こういう道もあるんだ」って視野が広がるんです。

実は、20代が転職活動をしない理由の1位って、こんな感じらしいです。

20代の前月転職活動をしなかった理由でもっとも高かったのは「やりたいことが見つからない」だった。

(引用元:マイナビキャリアリサーチLab – 20代の転職活動実施者は減少している?

「やりたいことが見つからない」から動けない。めちゃくちゃわかります。私もそうだったから。

でも逆に言えば、「やりたいこと」って相談しながら見つけていけばいいんです。一人で抱え込む必要なんてない。

1年後の自分が「あの時、相談してよかったな」って思えるように。今日から一歩、踏み出してみませんか?

まとめ|転職は「逃げ」じゃなくて「選択肢」

この記事では、20代で3回転職した私の経験をもとに、失敗と成功のリアルをお話ししました。

  • 20代の転職率は12.4%で、決して珍しくない
  • 失敗する人は企業研究が甘く、焦って決めがち
  • 成功する人は自己分析と計画的な行動をしている
  • 転職エージェントを使うと、プロのサポートで成功率が上がる
  • 「やりたいことが見つからない」なら、まず相談してみる

転職って、「逃げ」じゃないんです。「選択肢」なんです。

完璧なキャリアプランなんて、最初から持ってる人のほうが少ないです。私もそうでした。

大事なのは、「今、自分がどうしたいか」を一度ちゃんと考えてみること。

もしモヤモヤしてるなら、まずは転職エージェントに登録して、話を聞いてもらってみてください。登録も相談も無料ですし、「転職しません」って言っても全然OKです。

あなたの1年後が、今より少しでも明るくなりますように。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次